Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

個人事業主にとって税金負担が厳しい6月、そしてトドメの7月へ

自分を含めた個人事業主フリーランス)の皆様、いかがお過ごしでしょうか。

毎年恒例の、悪夢のような6月がやってきましたね。

6月の悪夢。それは税金。新年度の税金が怒涛のようにフリーランスを襲う月です。

すべての人に降りかかる税金。それは住民税。住民税は所得税よりも、はるかに厄介ですね。
同じように所得金額を基にしても、所得税は金額が決まる前にいろいろな控除があります。その結果、税額が大幅に下がることも。


ところが住民税は、そういった個人の事情があまり考慮されません。確定申告の「所得金額」、つまり売り上げマイナス経費の「残り」から、単純な計算式によって、税金の金額が決まります。まったくもって無慈悲かつ冷酷な税金。それが住民税です。


自分は2014年に最低収入金額を記録してから、徐々に回復の道をたどってきました。昨年(2017年)には、収入がほぼ正常値に戻りました。所得金額は大きく増えました。


ところが。そのために、住民税が「昨年の6倍以上」に大幅増税されてしまったのです。所得金額は6倍どころか、3倍にも増えていません。なんという累進課税。真面目に働いて所得を増やすと、税金がさらに増えるという悪夢。


さらに、持ち家(一戸建てや分譲マンションなど)のあるフリーランスには、固定資産税の新年度納付が6月から始まります。固定資産税は、住宅目的の不動産購入ですと、5年間の減免措置があり、税金が低く抑えられています。そして6年目に、一気に税金の金額が増えるのです。
あいにく、今年がその5年間の減免措置が終わった最初の年となってしまいました。昨年に比べると、2倍近くに増えているようです。6年目の悪夢。いや悪夢ではなく、現実です。


また自分は自動車を所有していませんが、事業用に自動車をお持ちの方には、別途、自動車税が隕石のごとく落下してきているかと存じます。ご愁傷さまです。


そして7月には、さらに別の税金がトドメを刺しにします。国民健康保険の納付が始まるからです。国民健康保険はなぜか毎年、納付月が7月から翌年3月までなんです。つまり、年間で9回払いとなっています。国民健康保険の保険料は、思わず罵ってやりたくなるくらい、高いです。しかも年間の保険金額を12回払いではなく、9回にまとめて払わせるため、1回あたりの金額が12/9倍、つまり12回払いに比べて1.33倍に増えています。より重くなります。


もちろん4月~6月は保険料を支払っていないので楽なはずなのですが。自分勝手なことに、フリーランスの皆様の多くは自分を含めてそんなことはきれいさっぱりと忘れているのです。自業自得とも言えますが(苦笑)。いやそんなことはなく。高齢者が主体の国民健康保険はすでに税金の補助があるにもかかわらず、会社員には信じられないくらい高額の保険料が課せられます。ちょっと稼ぎが良くなると、1回6万円とか、すぐいっちゃうんですよ。

しかし健康保険料は踏み倒せません。踏み倒すと、保険証を取り上げられてしまう(失効してしまう)。こうなると医者にかかれません。ですから、7月から翌年3月までは、きっちりと振り込むことになるのです。泣きながら。


「健康保険を振り込むのなど当たり前じゃん。俺らなんて天引きだぜ」とか思っている会社員のあなた。あなたですよ。忘れていやしませんか。会社では、健康保険組合が独立して存在しているので、高齢者(リタイアした方)がそもそも少なく、保険料負担が低いんです。国民健康保険よりも保険料が高い健保組合(会社別とか業態別とか)なんてありませんよ。さらに、健康保険料の半分は会社が負担しています。100%負担でも安いのに、会社員は自己負担が50%なのです。ほかにも社会保険料(例えば年金とか)はすべて、会社が50%を負担しています。優遇されているんですよ。会社員のあなたは。


すみません脱線しました。そうです。そんなことは承知(不満があるけれども)のうえで会社員ではなく、個人事業主を選んでいるんですよ。自己責任ですよ。

それでも毎年この季節がやってくると、いろいろと嘆き悲しむようになってしまいます。どうかお許しを。そしてここまで読んでくださってありがとう。


個人事業主フリーランス)の確定申告と税金に関するバイブル。必携の本です。