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60歳を目前にしたフリーランスの健康管理(心の健康も含まれます)と仕事管理(前編)

前回は地獄からの叫び声のようなエントリーをしてすみませんでした(爆発)。
affiliate-with.hatenablog.com


読み返したら、あまりにも真っ暗な内容だったのでそのまま丸めてゴミ箱に捨てたくなりました。しかし紙ではなくてウエブだったので丸められません。なんということでしょうか。それにFBでいくつかすでにシェアされてしまっておりました。これでは削除も怖くてできません。


そこで今回は、「板子一枚下は地獄」に落下しない方法を述べることにします。


50歳代のベテラン後半にして60歳を目前にしたフリーランス(物書き=自分)の健康管理と仕事管理とは何でしょうか。

それはズバリ、「70歳代になってもバリバリ働ける身体作り」と、「70歳代になっても、ずっと年下の方が自分の仕事を頼んでくれる雰囲気作り」です。


フリーランス(自営業者)とサラリーマン(会社員)を比べたときに、最大のメリットは「定年退職がない」ことだと思っております。
もちろん会社員でも定年退職後は、顧問とか契約社員とかで会社が雇ってくれる場合はあります。ただし、契約そのものは不安定です。
なにより、俸給は退職前の半分以下とか、下手すると3分の1とかになってしまう。


これに対してフリーランスは定年という切れ目がありません。同じように働けるのです。
しかし、60歳代になって、収入が増えるとは限りません。むしろ減ります。
だいたい40歳代~50歳代で壁にぶつかり、収入が下がるフリーランスが多いようです。


大きな理由は2つあります。
1つは、軽めの持病がどんどん増えていくために、身体を酷使した働き方(例えば徹夜)ができなくなることです。
軽めの持病には、老眼(これは全員が羅患します)、腰痛、膝痛、肩こり、五十肩(四十肩)、腱鞘炎、眼精疲労、皮膚病、神経疾患、精神疾患、不眠などがあります。
重めの持病を抱えることもあります。肝臓病、腎臓病、糖尿病などです。
不摂生あるいは運の悪い方は、40歳代あるいは50歳代に脳梗塞あるいは心筋梗塞をやって運良く三途の川から戻ってきてもリハビリに苦しんで完全回復は難しいとなります。


要するに、身体と精神をいたわりながら、働かざるを得なくなるということです。逆に50歳代で徹夜連続とか18時間労働とかを日常的にやると、たぶん早死にします。70歳までは持たないでしょう。


もう1つは、仕事をくれる方(編集者とか制作会社の担当者とか)に比べると、自分が年上になってしまうことです。
はっきり言いますが、発注者(編集者とか制作会社の担当者とか)から見ると、自分よりも年下と年上の外注先(ライターとかイラストレーターとかカメラマンとか)があって実力が同じだったら、ほぼ確実に、「年下の人」に発注します。
年上の人には、いろいろと気軽に頼みづらいからです。これは少し考えると当然のことです。


ある程度の社員数のいらっしゃる会社組織は、上下関係と年齢関係がほぼイコールです。つまり、「上司イコール年上」、「部下イコール年下」の関係で会社員生活を何年も何十年も過ごしていく。するとどうしても逆の関係すなわち「年上イコール上司イコール偉い人」という刷り込みが起こります。

ビジネス書によく「年上の部下と、上司としてどう向きあうか」というテーマがあります。「上司が年下、部下が年上」という関係が少ないからこそ、こういったテーマが記事として成立するということです。部下は上司が年下でもあまり関係ないのですが、上司にとって部下が年上というのは、精神的にいろいろとやりにくい、ということでしょう。この心理的な抵抗感こそが、年上のフリーランスを使いづらくする最大の理由だと考えています。


実際、自分は会社員だったときに初めて管理職となり、そして初めて外注先と付き合うようになったときには戸惑いました。外注先の社長さんが自分よりも10歳以上も年上だったからです。それまで、年上の人にあれこれ指図する経験はまったくありませんでした。それが外注先の怖そうな社長さんにあれこれ細かい注文を付けたり、価格交渉をしたりしなければならない。しかもそのときは、その外注先会社への支払いが多すぎるのではないかとの疑惑が持ち上がっており、大事に成る(会社の役員に知られる)前に収拾を付けなければならなかった。年上の怖そうな社長さんと、外注内容について精査した結果を議論して値引き交渉をしなければならない。はっきり言って難行苦行でした。なんとかしましたけれど。そのおかげで自分は年上の人間を平気なふりをして怒鳴りつけるという演技力を装備しました(苦笑)。


すみません。話がそれました。
重要なのはその外注先のこわーい社長さんに、いつかは自分がなってしまうということです。

だからといって年をとるのを止めてしまうことはできません。当たり前です。いずれはフリーランスが年上になります。40歳代でそれが始まり、60歳になろうものなら、たぶん顧客の担当者の99%は年下の方になるでしょう。


仕事が来ること。働ける身体であること。この2つを70歳代に入っても実現し続ける。
そのために何をすべきでしょうか。

続きは後編で。