Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新「第5世代と第6世代の携帯電話システム」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
JEITAが発行した「2026年度版 実装技術ロードマップ」の概要を紹介するシリーズの第13回です。

eetimes.itmedia.co.jp

第4世代、第5世代、第6世代の携帯電話システムを扱っております。

第5世代は第4世代と同様の周波数帯域を使ったシステム、サブシックス(5G Sub6)のシステムまでが商用化。
第5世代のエリアカバー率は98%以上。
第5世代ミリ波は技術的な難しさからスポット的にしかサービスしていない。
第6世代は周波数帯域の検討中。

以上が概要です。資料を探していて驚いたのは、5G基地局の数です。
総務省が2025年2月に発表した資料「携帯電話基地局の整備等について」によると、
2023年度末における5G基地局の数と人口カバー率は三大キャリアが
NTTドコモが46,294局、83.5%
KDDIが94,492局、93.3%
ソフトバンクが85,361局、96.8%

となっていて、局数トップはKDDI、人口カバー率トップはソフトバンク、そしていずれも3位なのがNTTドコモ。
NTTドコモの5G局数はKDDIの半分未満です。人口カバー率が83.5%というのもなかなかにひどい。
いつのまにここまで凋落したんだ、ドコモ。

蛇足でした(汗)。

お手すきのときにでも、記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新「「メモリの壁」がいつまでも存在し続ける理由」

PC Watch様から受託しておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
「メモリの壁(メモリウオール)」の由来と現在まで、そして将来を解説しております。

pc.watch.impress.co.jp

メモリギャップの指摘が1995年
始めは動作周波数におけるマイクロプロセッサとメモリ(DRAM)のギャップ拡大(がシステム性能を制限)
キャッシュメモリの導入によるメモリギャップの緩和

マイクロプロセッサの動作周波数向上が鈍化してきたのが2005年
マイクロプロセッサがマルチコア化
DRAMによるメモリウオールは動作周波数から、帯域幅(最大データ転送速度)に変化
DRAMは入出力アーキテクチャの改良によって帯域幅を向上
しかし同じアーキテクチャ系列での帯域幅向上(年率)はマルチコアプロセッサの性能向上(年率)よりも低い
したがって帯域幅制限によるメモリウオールが今後も続く

上記の項目について説明しております。詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

なお本記事は当初、HBMの技術動向がテーマでした。ところが資料を漁っているうちに方向性があさってに。
迷走の果てにやっと着地できたのが今回の記事です。蛇足でした(汗)


コラム「デバイス通信」を更新「メタバースデバイスの概要と動向」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
JEITAが発行した「2026年度版 実装技術ロードマップ」の概要を紹介するシリーズの第12回です。

eetimes.itmedia.co.jp

「2.2.2.2 メタバースデバイス」の概要紹介となります。
「メタバース」とは、インターネット上に構築された3次元の仮想空間を指し、超越を意味する「メタ(Meta)」と、空間と時間のあらゆる事象(森羅万象)を意味する「ユニバース(Universe)」を組み合わせた造語です。

3次元の仮想空間にアクセスするデバイスとしては「ヘッドマウントディスプレイ(HMD)」と「スマートグラス」があります。
HMDは仮想空間に入り込んでアバターとしての自分が様々な体験をする。没入感の高いデバイスです。

スマートグラスは、眼鏡(標準的には度のないメガネ)に仮想空間の情報を反映させる仕組みを埋め込んだデバイスです。スマートグラスをかける(装着する)と、視覚と聴覚は現実を認識しつつ、仮想空間の情報をスマートグラスの超小型ディスプレイを通じて視認します。


詳しくはお手すきのときにでも、記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「ストレージ通信」を更新「Micronの2026会計年度は売上高が2年連続で過去最高を更新」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
半導体メモリ大手マイクロン(Micron Technology)の2026会計年度(2026年8月期)業績まとめです。

eetimes.itmedia.co.jp

売上高は前年度(2025会計年度、2025年8月期)と比べ、3.6倍と爆上げ。
DRAM売上高は3.5倍の1007億ドルで初の1000億ドル突破。
NANDフラッシュメモリ売上高は前年度の3.74倍。前年度のDRAM売り上げを超える。


会計年度業績の推移をグラフ化しているので見るとお分かりのように。
2025年度まではそれなりの推移だったのが、2026年度だけは異常な伸び(予測範囲を超えている)を見せています。


お手すきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。