Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「ストレージ通信」を更新「Micronの2026会計年度は売上高が2年連続で過去最高を更新」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
半導体メモリ大手マイクロン(Micron Technology)の2026会計年度(2026年8月期)業績まとめです。

eetimes.itmedia.co.jp

売上高は前年度(2025会計年度、2025年8月期)と比べ、3.6倍と爆上げ。
DRAM売上高は3.5倍の1007億ドルで初の1000億ドル突破。
NANDフラッシュメモリ売上高は前年度の3.74倍。前年度のDRAM売り上げを超える。


会計年度業績の推移をグラフ化しているので見るとお分かりのように。
2025年度まではそれなりの推移だったのが、2026年度だけは異常な伸び(予測範囲を超えている)を見せています。


お手すきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新「スマートフォン「iPhone」歴代モデルの要素技術(後編)」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
JEITAが発行した「2026年度版 実装技術ロードマップ」の概要を紹介するシリーズの第11回です。

eetimes.itmedia.co.jp

「2.2.2.1 モバイルデバイス」の後半部となります。
実際にはほぼ、スマートフォンの代表「iPhone」歴代モデル(2017年~2025年)に使われてきた要素技術の紹介です。

具体的には
カメラモジュールの続き
高密度実装技術(チップ部品やプリント基板など)
放熱技術
を説明しています。放熱技術だけはiPhoneではなく、他社のスマートフォンが主体です。


お手すきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。


コラム「セミコン業界最前線」を更新「AI特需による異常な半導体不足がもたらす個人向け市場の「ディストピア」」

PC Watch様から受託しておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。

自作PCユーザーやPCの拡張メモリとストレージ購入希望者にとって悪夢のような現実を描いております。
すなわち「ディストピア」です。

pc.watch.impress.co.jp


AI特需、AIスーパーサイクルと呼ばれる想定外の需要爆発により、
中小ユーザー、特に個人ユーザーが最大の被害を被っています。
超金持ちな企業ユーザーが金にモノを言わせて必要な分量を優先して買ってしまうし、
半導体メモリメーカーも彼らに優先的に供給する。

そしてLTAとSCAの登場です。5年先(2030年)の出荷分まで大口ユーザーが買い取ってしまう。
さらには、6年先(2031年)の出荷分も交渉中だというではありませんか(Micronの四半期決算発表より)。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「ストレージ通信」を久々に更新「Micronの業績、利益額は4四半期連続、利益率は3四半期連続で過去最高を更新」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を久々に更新しました。
半導体メモリ大手マイクロン(Micron Technology)の四半期業績まとめです。

eetimes.itmedia.co.jp

相変わらずといいますか、DRAMとNANDフラッシュメモリがさらに値上がりしたおかげで。
売上高営業利益率が80%を超えるという、トンデモになっております。

いいのか、コレ・・・。
ふつうに考えると競争相手が登場して安値攻勢をかけるので価格が下がる・・・のですが
半導体メモリ市場は供給過剰になったときに値下げのチキンレース(どこかかが潰れる)を繰り返してきたので。
いまやDRAMもNANDフラッシュメモリも寡占化しています。
DRAM大手は3社、NANDフラッシュメモリ大手は5社(そのうち2社は共同開発・共同開発なので実質的には4グループ)しかいません。


3社というのは、市場の全体を把握していると、競合他社の中で1社の状況を把握できると自動的に残り1社の状況が分かってしまう。
非常に分かりやすいといいますか、何もしなくてもカルテルに近い状況が生まれやすい。
しかも3社の中で1社がもう1社を買収する状況が起きづらい(独禁法違反となるので許可が降りない可能性がとっても高い)

6社ですとまだ、1社が1社を買収して5社になる、というのは有り得るし、実際にもありました。Intelのフラッシュ・SSD事業をSK hynixが買収してSolidigm(ソリダイム)に名称変更した事例があります。

またややこしいのが、DRAM大手はすべて、NANDフラッシュ大手でもある、という事実です。DRAM専業といえるのは中国のCXMTと、台湾のメモリメーカーですが、まだあまり強くない。

脱線しました。お手すきのときにでも、記事を眺めていただけると助かります(PVランキング的に)。