Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

コラム「デバイス通信」を更新。「ワイヤレス電力伝送で実際に電子機器を動作させる」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「imecが語るワイヤレス電力伝送技術」の第23回です。

eetimes.itmedia.co.jp


試作した小型マイクロ波受電端末を使ってワイヤレス給電を実施し、低消費電力機器を動かすという実験を紹介しています。
機器の消費電力は150μW以下とかなり少ないです。


おてすきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「VLSIシンポジウムがリアルとバーチャルの融合による新しいイベント体験を提供」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
米国ハワイで開催されたVLSIシンポジウムの参加レポートです。

pc.watch.impress.co.jp


今回のVLSIシンポジウムでは、リアルとバーチャルを融合させた環境が参加者(リアル登録者とバーチャル登録者の両方)に提供されました。
特にリアル参加した人間にとって、驚きの体験ができたので要点をまとめています。
まずイベント(学会や展示会、講演会など)管理ソフトウェア「Whova」をインストールします。
スマートフォンあるいはタブレットでは、アプリとしてストアからインストールし、参加登録情報を入力します。
PCでは、WebブラウザからWebアプリ「Whova」のリンクに飛び、参加登録情報を入力します。


両者の画面はかなり似ており、機能はほぼ同じです。ハードウェア(あるいはカーネル)に依存しません。
またユーザーが更新した情報はリアルタイムでほかのハードウェアにも反映されます。同期がとれています。
さらにアプリから講演スライド(PDF)を表示できます(一部、著者の意向によってスライドが見えない講演もあります)。

すると、ほぼ完全なペーパーレスとなります。極端な話、スマートフォンだけで講演スライドを見ながら講演を聴講し、メモを取れます。
ノートPCを会場に持ち込む必要はありません。

かつては重い紙の論文集をかついで会場と宿泊先を往復していました。
論文集がCD-ROM、DVD-ROM、USBメモリと小さく軽くなっても、代わりにノートPCを持ち運ぶ必要がありました。
重い論文集が重いノートPCに変わっただけ、とも言えます。

ところが。「Whova」の導入によってスマートフォンだけで原理的にはすべてをこなせるようになってしまいました。

whova.com


上が開発元のサイトです。

問題は導入コストなのですが、これはさすがに分かりませんでした。
バーチャルだけのイベントだと会場運営費がゼロなのでメリットは大きいです。
ハイブリッド開催ですと会場運営費にアプリの導入コストが加算されるので、微妙な感じがします。
というかぶっちゃけ、バーチャル開催のときは参加登録料がリアル開催に比べて多くはかなり安くなっていました。

しかしハイブリッド開催ですと、参加登録料はリアル開催と同じ、あるいはさらに上昇する可能性があります。
バーチャルイベント用アプリケーションはほかにもあります。どれを選ぶのかが悩ましいところです(イベント運営者にとって)。


コラム「デバイス通信」を更新。「ワイヤレス受電用端末の試作に向けたアンテナの設計作業」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「imecが語るワイヤレス電力伝送技術」の第22回です。

eetimes.itmedia.co.jp

前半では、ループアンテナをプリント配線基板に作り込むときの寸法の影響を説明しています。
アンテナの放射パターンと放射効率は、アンテナ配線の配線長と配線幅によって大きく変かわるからです。

後半では、試作した小型ワイヤレス受電端末の写真と概要を紹介しています。
アンテナから整合回路と整流回路までをまとめて配置し、細長い配線を通してDC-DCコンバータにつなげています。
アンテナ系と電源系(DC-DCコンバータなど)の結合を最小限に抑えようとする配線レイアウトであることが理解できます。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

VLSIシンポジウムレポート(回路分野)「機械学習の未来を創るプロセッサとメモリが続出」

半導体のデバイス技術とプロセス技術、回路技術に関する国際学会「VLSIシンポジウム」が6月12日に米国ハワイ州ホノルルで始まりました。

レポートをPC Watch誌に掲載していただいております。

pc.watch.impress.co.jp



本レポートでは、回路・サブシステム技術分野(サーキット分野)の概要と注目講演を紹介しています。
昨年までは「VLSI回路シンポジウム」に属していたイベントと講演の部分です。

なお注目講演の紹介では、VLSIシンポジウムの実行委員会が報道機関向けに提供した素材を使っています。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

VLSIシンポジウムレポート「2nm以降のデバイスを支えるFETや配線、メモリなどの革新技術」

半導体のデバイス技術とプロセス技術、回路技術に関する国際学会「VLSIシンポジウム」が米国ハワイ州ホノルルで始まりました。

レポートをPC Watch誌に掲載していただいております。

pc.watch.impress.co.jp


本レポートでは、デバイス・プロセス技術分野(テクノロジー分野)の概要と注目講演を紹介しています。
昨年までは「VLSI技術シンポジウム」に属していたイベントと講演の部分です。

なお注目講演の紹介では、VLSIシンポジウムの実行委員会が報道機関向けに提供した素材を使っています。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。国際メモリワークショップ(IMW)に「7bit/セルの超多値記憶3D NAND」が登場

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
5月中旬に開催されました国際メモリワークショップ(IMW)のまとめレポートです。
前編と後編の2回を予定しています。本編は前編に相当します。


pc.watch.impress.co.jp


3年ぶりのリアル開催(バーチャル登録ありのハイブリッド開催)となりました。開催地がドイツのドレスデンという
アジアと北米の両方からかなり行きづらい場所にCovid-19の渡航制限が重なり、
リアルでの参加者は前回のリアル開催(2019年のモントレー)に比べるとかなり少なめです。
筆者もバーチャル参加となりました。

技術講演会はかなり良かったです。
キオクシアが7bit/セルを3D NANDセルの読み書きで実証したのにはかなり驚きました。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。