Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新しました「過去最大数の参加者を集めたECTC 2024」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
5月末に現地取材した国際学会ECTCのレポート、その第5回となります。
開催結果(参加者数や展示会出展数などの実績)と最終日昼食会のイベント「ラッフル」をご報告しております。
特にイベント「ラッフル(抽選会)」の様子(主に景品)は記録に残りずらいので、もの好きな方には貴重な(?)情報です。

eetimes.itmedia.co.jp


参加者数は過去最多で、初めて2000名を超えました。2007名です。


ラッフル(抽選会)は賞品が想定外の連続でした。
ふつうの想定:第75回ECTC(今回)のロゴ入りシャツ、ジャケット、キャップ類(もちろんありました。キャップはなかったです)。
ふつうの想定:開催地デンバーの名産品(何が名産かは知らないのですが、賞品にはなかったです)

実際の賞品:日本酒 純米大吟醸(!?)
実際の賞品:ノイズキャンセリングヘッドフォン
実際の賞品:MR(複合現実感)ヘッドセット
実際の賞品:金(Au)のインゴット(!!??)
・・・・

もうダメ・・・勘弁してください(良い意味で)。当選者がうらやましすぎます。

詳細は記事を閲覧していただくと、筆者が喜びます。

コラム「ストレージ通信」を更新しました「Micronの四半期業績は増収増益、営業利益率は10%台に回復」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
半導体メモリ大手Micron Technologyの四半期業績まとめです。

eetimes.itmedia.co.jp


DRAM市況、NANDフラッシュ市況とも回復してきたことがわかります。
四半期比較で販売価格が20%増、DRAMはビット換算では減少なのに販売額では上昇とは。

あと設備投資がHBM重視だと、LPDDRやDDR、GDDRなどの生産に響かないか、少し心配です。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「FMS 2024予告編レポート(プレビューレポート)」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
8月に米国で開催予定のイベント「FMS(フラッシュメモリサミット改めフューチャーメモリアンドストレージ)」のプレビューです。

pc.watch.impress.co.jp


フラッシュメモリだけでなく、CXLメモリやDRAMなどの発表があります。ストレージでは人工知能機械学習)向けや自動車向け、ハイパースケール向けなどの講演を予定しています。

キーノート講演ではDRAM大手3社(Samsung、SK hynix、Micron)とフラッシュメモリ大手5社(DRAM大手3社プラス、キオクシアとWD)が久々にそろいます。今から楽しみです。


なお旅費交通費はすべて自己負担のため、クラウドファンディングで支援を呼びかけております。

camp-fire.jp


どうぞよろしくお願いいたします。


コラム「デバイス通信」を更新しました。「日本の20倍もの学生が毎年卒業する中国の大学教育」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
5月末に現地取材した国際学会ECTCのレポートを始めております。その第4回となります。
最終日31日のプレナリーセッション報告の後半となります。

eetimes.itmedia.co.jp


始めは、中国の中南大学による中国のマイクロエレクトロニクス教育の紹介です。人口が日本の10倍強に達する中国。大学卒業者の数も半端ないです。でも人口が10倍で大学卒業者数が20倍・・・大卒比率が日本よりも高いことがうかがえます。

中国の次は、米国のTexas Instrumentsによる米国の人材育成策に関する提言です。ベースとなっているのは研究コンソーシアムのSRCが2023年に発行した「MAPT(Microelectronics and Advanced Packaging Technologies)ロードマップ」のようです。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。