Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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VLSI 2023レポート「Samsung、14nm世代のFinFETロジックと互換の埋め込みMRAM技術を開発」

京都で開催されたVLSIシンポジウム(VLSI 2023)から、レポートをPC Watch誌に掲載していただきました。

pc.watch.impress.co.jp

Samsung Electronicsが開発した、14nm世代のFinFETロジックと互換の埋め込みMRAM(eMRAM)技術の成果発表です。
2件の発表をまとめています。

配線工程に記憶素子(磁気トンネル接合)を作り込めるので、トランジスタ技術に左右されないというのが埋め込みMRAMの最大の特徴です。これまではプレーナー技術のトランジスタと組み合わせた試作発表がSamsung以外を含めてすべてだったかと記憶しております。たぶん、FinFETと組み合わせたのはこれが初めてではないかと。

128Mbitと16Mbitのマクロを試作しています。16Mbit(2Mバイト)のマクロは、すぐにでも量産を始められそうな完成度です。パッケージに封止した状態で長期信頼性試験とはんだ付け(リフローを想定)試験をクリアしています。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。