Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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コラム「デバイス通信」を更新。「「におい」を定量的に評価する技術」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第23回です。実装技術ロードマップ(書籍)の第2章「注目される市場と電子機器群」から、第3節「ヒューマンサイエンス」の第3項「人間拡張」を紹介中です。

前回から、「嗅覚(におい)」に関する記述部の概要を説明していきます。今回は、複雑で抽象的な「におい」を定量化する技術について述べております。

eetimes.itmedia.co.jp


「におい」を測る技術には大別すると、「官能試験」と「機器分析」があります。
「官能試験」はヒトがにおいを嗅いで評価する手法です。今回はこちらを主に解説しています。
官能試験では「においの強さ」、「においの好悪(快・不快)」、「においの濃度」を定量化します。


「機器分析」はガスクロマトグラフィや嗅覚センサー(においセンサー)などによる評価手法です。
次回は「機器分析」を説明する予定です。