PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を久々に更新しました。3月27日以来です。その前が2月21日。ペースがなかなか上がりません。
3月24日に「インテル・トリニティ」の最後の1人であるゴードン・ムーア氏が逝去されました。
この機会に、インテル・トリニティの3名(ムーア氏、ロバート・ノイス氏、アンドリュー・グローブ氏)を解説することにしました。当然ですが、初回はムーア氏です。
ゴードン・ムーア氏の伝記や評伝などはそれほど多くありません。しかも最初の刊行は日本からです。
書籍は絶版になっており、古書扱いです。しかもかなり高価(本体5000円前後、amazonでの売値)。驚きました。ムーア氏の逝去による特需と思われます。
自分は数年前にインテル博物館を見学したことがきっかけで2017年7月に古書として購入しました。
そのときの価格はもっと安いものでした(本体300円前後、送料270円くらい)。定価(税込み1600円)よりも安かったのですよ。
この機会に日本経済新聞出版社がKindle版を刊行してくれると、半導体コミュニティなどでは助かるのですが・・・無理かな。
トリニティの中では最も地味(それでも超有名人ですが)だったゴードン氏が最も長生きだったのは、いろいろと考えさせられます。行年94歳ですから、大往生といえます。R.I.P.