EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第25回です。実装技術ロードマップ(書籍)の第2章「注目される市場と電子機器群」から、第3節「ヒューマンサイエンス」の第3項「人間拡張」を紹介中です。五感センサーの中で最も開発が遅れているという「嗅覚」の解説回が続いております。
嗅覚の最後は人間の鼻の代わりをしてくれるシステム「人工電子鼻(e-Nose)」を紹介します。
基本的な構成はセンサーアレイ(においセンサーアレイ)と情報処理です。アレイ出力を多変量解析やパターン認識などによってにおいの識別を実行します。
e-Noseを提供している企業はすでに多数あります。本稿では世界で初めてe-Noseを製品化したフランスのAlpha MOSだけの紹介にとどめました。ご興味のある方はe-NoseでGoogle検索するといろいろわかります。日本では島津製作所がかなりの実績を有するようです。
あとお手すきのときにでも、記事を眺めていただくと著者が喜びます。