EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
昨年(2020年)11月に開催されたフラッシュメモリサミット(FMS)からの新シリーズです。第3回となります。
半導体メモリ業界では著名なアナリストであるJim Handy氏の講演を紹介しています。
IntelのNANDフラッシュメモリ事業と3D XPointメモリ事業についてHandy氏が述べた箇所のまとめです。
NANDフラッシュと3D XPointを含む不揮発性メモリ事業(NSGグループ)の営業収支は近年、ずっと赤字でした。
3D XPointメモリの投資が赤字の一因であると講演では述べています。
NANDフラッシュ事業は2020年に入って黒字を大きく生み出すようになりますが。
FMSの直前である2020年10月に、IntelはNANDフラッシュ事業とNANDフラッシュ搭載SSD事業をSK Hynixに売却することを発表しています。
3D XPointメモリ事業はIntelに残ります。
まごうかたなき大赤字事業なのですが、マイクロプロセッサの販売に貢献しているというメリットがIntelにはあります。
NANDフラッシュはその点、差異化しづらいのです。
詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。
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