VLSI2010のレポートをPCWatch様に掲載していただきました。
テーマは次世代磁気メモリことSTT-RAM(スピン注入メモリ)です。
「次世代大容量磁気メモリの研究成果が相次ぐ」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20100618_375062.html
電子の自転(スピン)による磁界を利用して磁性体の磁化を反転させ、データを書き込むのがSTT-RAMです。微細化すると書き込み電流が減るという素晴らしい性質を備えているのですが、現実に製品化するとなると、いろいろな問題が生じます。ちょっと考えただけでもスピンの固定とか維持とかが大変そうです。
追記)週間アクセスランキングで13位となりました。ありがとうございます
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/accessranking/20100621_375870.html