Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

羽田の24時間化で海外出張コストが下がる(正確には米国出張コストで日本は韓国や香港などに負けている)


羽田空港のハブ化と24時間化が話題になっています。
少なくとも24時間化には大賛成です。というか、なぜ成田が24時間ではないんだ〜と叫びたい。
成田空港でも羽田空港でもどちらでもよいから、日本の空の玄関は24時間化して欲しいです。


なぜかというと、米国出張したときに、韓国や香港などと比べて、日本では1泊余計に米国に宿泊させられているからです。つまり、出張旅費のコスト競争で韓国や香港などと比べ、日本は負けている。


米国では産業見本市や国際学会などのイベントはたいてい、最終日は午後3時ころに閉幕します。
でもって、韓国の大韓航空や香港のキャセイパシフィック航空だと、深夜24時前後の便で帰れるんです。
例えば大韓航空はロサンゼルス発仁川着の便が、24時前後に出発し、午前4時半ころに到着します。
http://www.koreanair.com/
キャセイパシフィック航空ですとサンフランシスコ発香港着の便が、午前1時ころに出発し、午前6時過ぎに到着します。
http://www.cathaypacific.com/cpa/ja_JP/homepage


ですから、イベント閉幕日に宿泊する必要がない。


ところが成田空港は発着時間の制限があるために、米国発成田着は、午前からお昼前後に出発する便しかありません。
このため、余分に1泊する必要がある。宿泊費の高いサンフランシスコですと、まともなホテルだと200ドル超はかかってしまう。これ、日本企業と日本人がすべて、余分に負担しているんですよ。およそ2万円ずつ。これだけでコスト競争に負ける要因が一つ、加わってしまう。日本の航空行政が未熟なために。


ですから、羽田でも成田でもいいから、早く24時間化してほしい。例えばサンフランシスコを24時ころ出発する便ですと、羽田または成田には午前4時〜5時に到着します。すぐに始発電車の時刻ですから、そのまま活動できる。そして羽田の場合は国内の乗り継ぎに十分な余裕があるので、全国どこにでも当日に行ける(はず)。


逆に国内線から羽田に乗り継いで深夜に出発する便も考えられます。羽田発サンフランシスコ着の便ですと、羽田発23時ころとするとサンフランシスコ着は午後3時ころとなります。サンフランシスコが最終目的地の場合は、この時間帯の方が都合がよさそうです。現在の成田サンフランシスコ便は午前11時前に到着してしまうので、サンフランシスコが最終目的地だと、時間が早すぎてホテルにチェックインできないことがあるんですね。


乗り継ぎの利便性を考えると、成田よりも羽田の24時間化が圧倒的に望ましい。そして成田と羽田の協調を考えると、深夜発の国際線と早朝着の国際線だけを羽田線とする、というシナリオが最も合理的です。実現した場合は、JALANAは、こぞって乗り入れを希望することでしょう。ビジネス客はほぼ確実に、羽田便を選ぶでしょうから。


もちろん私も羽田便を選びたいです。そのときは。
でも航空運賃が高そうなのが心配です。あんまり高くならないと良いなあ。
あ、でも需給関係によっては成田便がえらく安くなるかも。かも。