5月14日午後4時に開催された決算発表会からの記事です。
「NECエレ、2006年度は2年連続の営業赤字」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/0516/necel.htm
記事を読むと任天堂との関係が出てきます。NECエレクトロニクスおよび前身であるNECの半導体部門と任天堂は古い付き合いです。自分が把握している範囲ですと、「NINTENDO 64」と「ニンテンドー ゲームキューブ」にはNECがシステムLSIを供給しました。そういえば、「64」はラムバスのDRAMが載っていました。そのコントローラ側チップをNECは開発しています。Wiiが好調なのでNECはかなり救われているようにもみえます。
ルネサス テクノロジにNECエレクトロニクスと続けて業績発表に出席したところ、以前とは違うことに気付きました。記者の質問状況です。
・週刊東洋経済が積極的に質問しています。ルネサスでは質問一番手でした。記者が分厚いファイル(背表紙が企業名)を持ってきているのが迫力です。
・日本経済新聞が消極的になってきました。質問はゆるく、以前のような元気さが感じられません。
・このほか、日経エレクトロニクスと日経マイクロデバイスは、いつも通り質問していたように見えました。