Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

コラム「ストレージ通信」を更新。「スマートフォンが搭載してきたNANDフラッシュの変遷」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

フラッシュメモリサミット(FMS)の講演紹介の続きです。
技術調査会社で半導体チップの解析を実施しているTechInsightsのシニア技術フェローをつとめるJeodong Choe氏の講演概要、その第2回となります。

eetimes.jp


代表的なスマートフォンであるiPhoneとGalaxyの各シリーズが搭載してきたNANDフラッシュを紹介しております。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「ストレージ通信」を更新。「3D NANDフラッシュメモリの開発ロードマップ」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

フラッシュメモリサミット(FMS)の講演紹介の続きです。
今回から、技術調査会社で半導体チップの解析を実施しているTechInsightsのシニア技術フェローをつとめるJeodong Choe氏の講演概要となります。


eetimes.jp


TechInsightsの調査レポートはメモリ業界では高い評価を受けております。
メモリ担当であるJeodong Choe氏の講演はいつも参考にさせていただいております。


始めは各社のロードマップです。皆様の参考になればうれしいです。

パソコン起動用SSD不良からの復活、ついに最終段階へ(ウエブサービスのIDとパスコードはどこですか)

パソコンの起動不良が発生してから正常に戻るまでの実録です。第5回となります。
環境はWindow 10 64bit、起動ストレージはSSDSATA)です。SSD不良セクタが複数発生して起動不能になったようです。

初回はこちら。
パソコンの起動不良は突然に(大泣き) - Electronics Pick-up by Akira Fukuda

第2回はこちら。
パソコンが起動したけど正常にシャットダウンしません - Electronics Pick-up by Akira Fukuda


第3回はこちら
パソコンの起動不良から地獄の再起動強制終了祭り、そして解決策を閃く - Electronics Pick-up by Akira Fukuda


第4回はこちら
パソコンの起動用SSD不良からの復活。まずはインストール祭り - Electronics Pick-up by Akira Fukuda

おおよそのアプリケーションを再インストール完了しました。
いよいよ最終段階です。

ウエブサイトで登録していた様々なサービス(ウエブサービス)の再ログイン作業が始まります。
サービスIDとパスコードも消えているので、探索作業祭りとなります。

IDが電子メールアドレスではないときが厄介です。
まずIDを電子メールアドレスからもらいます。
それからユーザー認証に入ります。例によって秘密の質問とかがあったりします。
覚えてなかったりすると結構にまずいですね。

IDが分かっても、最近のウエブサービスは二段階認証が標準なので、まあ面倒くさいことといったら。
あと謎の画像からの文字入力とか。最近は文字が読みづらい。特に大文字と小文字の区別がつかない。
うんざりします。


とにかく数多くのウエブサービスで再ログインしなければならない。
例えば。
エアラインのマイレージサービス(もちろん複数です)。
クレジットカード(もちろん複数あります)。
オンラインバンキング。
電子商取引サイト(もちろん複数あります)。
学会の会員サイト(もちろん複数です)。
オンラインメディアの会員サービス(いくつもあります)。
クラウドサービス。
携帯電話サービス。
・・・

うんざりです。

こういったウエブサービスを一括して登録しておくクラウドサービスとかがあったら良いのに。
クライアント側でクラッシュしても復活が一気に早まりそう。
でもセキュリティが心配です。情報が盗まれたら、全部やり直しとか。それも嫌だなー。
悩みます。

コラム「ストレージ通信」を更新。「3D NANDフラッシュのGバイト単価は2025年に2米セント未満へ」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
パソコンのトラブルで間が空きました。

フラッシュメモリサミット(FMS)の講演紹介の続きです。
アナリストのMark Webb氏によるNANDフラッシュの講演を紹介する記事の第6回となります。完結回です。


eetimes.jp


記憶容量当たりのコストは年率20%で低下していきます。そのように期待されています。
これはメーカーにとってかなり厳しい制約です。
ビット換算の成長が年率20%以上にならないと、全体の市場は金額ベースで伸びない。


それなのに製造技術はきわめて高度で、参入障壁が高い。
ただし市場規模そのものが大きいので、巨額の開発投資を継続的に続けられる。ここはメリットです。
特に製造装置メーカーにとっては新機種開発の動機となります。大きな市場が見込めるのですから。


フラッシュメモリは、人類社会を支えるインフラとなっています。特にスマートフォンでは不可欠の存在です。
代替技術は当面、見当たりません。ストレージの世界では「フラッシュ無双」が続くでしょう。