Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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パソコンの起動用SSD不良からの復活。まずはインストール祭り

パソコンの起動不良が発生してから正常に戻るまでの実録です。第4回となります。
環境はWindow 10 64bit、起動ストレージはSSDSATA)です。SSD不良セクタが複数発生して起動不能になったようです。

初回はこちら。
パソコンの起動不良は突然に(大泣き) - Electronics Pick-up by Akira Fukuda

第2回はこちら。
パソコンが起動したけど正常にシャットダウンしません - Electronics Pick-up by Akira Fukuda


第3回はこちら
affiliate-with.hatenablog.com


ようやくSSDのバックアップが完了しました。
次はアプリケーションの復活、すなわち再インストールです。

電子メール(設定含む)。
インターネットブラウザ。
MSオフィス(ワード、エクセル、パワーポイントなど)。
PDFリーダー。
圧縮解凍ソフト。
画像加工ソフト。
アンチウイルスソフト
音楽再生ソフト。
オンライン会議ソフト(Zoomなど)。
青色申告ソフト。


うんざりします。


アプリケーションのインストールが完了しても、まだ終わりではありません。

次の祭りが始まります(泣)。

(次回に続く)

パソコンの起動不良から地獄の再起動強制終了祭り、そして解決策を閃く

パソコンの起動不良が発生してから正常に戻るまでの実録です。第3回となります。

初回はこちら。
パソコンの起動不良は突然に(大泣き) - Electronics Pick-up by Akira Fukuda

第2回はこちら。
パソコンが起動したけど正常にシャットダウンしません - Electronics Pick-up by Akira Fukuda


再起動と電源強制終了を繰り返しつつ。SSDからのバックアップを続けています。
再起動をかけても強制的に診断がかかり、これが終わらない。
実際に起動するまでにはリトライを繰り返すので、恐ろしく時間がかかっています。


そのとき突然、閃きました。なぜ早く気づかなかったのか。
SSDが「内蔵ドライブ」だから、診断ツールがディスクチェックを強制実行する。そして不良セクタがあるから、恐ろしく時間がかかる。


ならば。SSDを「外付けドライブ」にしてしまえば良い。そうすれば正常な内蔵HDDだけに診断ツールが走る。再起動が上手くいくかもしれない。

そこでパソコン本体の筐体を開いて。SSDSATAコネクタから外します。
幸いにしてSATAとUSBの変換アダプタを持っていたので、これを使ってSSDを外付けのUSBドライブにします。
これまた幸いにして本体のUSBコネクタには空きがありました。

ここまで処置してから、パソコンを起動してみます。少しだけ時間はかかりましたが、なんと「正常に起動」しました。
歓喜。思わずガッツポーズしちゃいます。



しかし。また問題が発生しました。USB接続したSSDがドライブとして認識されないのです。
これではバックアップが取れません。まだたくさんのファイルが残っているのに。あうう。

ひょっとして変換アダプタの故障かも。とりあえずまたシャットダウンです。
今度は無事にシャットダウンしました。なんか、少し希望の光が。

変換アダプタからSSDを外し、昔のパソコン(電源不良で廃棄したもの、HDDは正常)から回収したHDDをつなげます。
そしてパソコンを再び起動します。どうでしょうか。


パソコンは起動しました。HDDは認識・・・しません。あちゃー。
この変換アダプタはACから電源を供給するタイプなので、スイッチがあります。スイッチをオンオフする、USBコネクタの挿抜を試す、といったことをしていたら。突然に、HDDを認識してくれました。


そこで再びパソコンをシャットダウン。SATA/USBの変換アダプタの電源をオフにしてから、HDDをSSDと交換します。
続いてパソコンの電源を再投入して起動させます。


すると。SSDが認識されました!!! 理由は不明ですが、認識してしまえばもはやこっちのもの。
ファイルも正常に認識されます。しかもいまさらですけどUSBでも3.0であることに気づきます。
よっしゃー。


バックアップ作業再開です。外付けUSB3.0ドライブ(SSD)から、新しく購入したUSB3.0ドライブ(SSD)にファイルをコピーします。速い。本当に速い。
途中で不良セクタに当たりますが、このファイルは諦めます。
それでもほとんどのファイルをバックアップできました。やったー。

でもまだまだ作業は続くのです。これからがむしろ、本番とも言えます。

(次回に続く)

パソコンが起動したけど正常にシャットダウンしません

パソコンの故障ドキュメント第2回です。

前回のエントリーはこちら。
affiliate-with.hatenablog.com


いろいろいじっていたら、パソコンがHDDから起動しました。今度はSSDを認識しています。でも不安です。
悩んだけれどもSSDの管理ツールをインストールすることに。

www.aomei.jp

ここではフリーとなっていますが使い勝手が悪い。結局、有償版を購入しました。
SSDのセクタをチェックします。すると。


・・・良品セクタは緑のブロックで表示されるようです。

・・・動作が遅い・・・

・・・あ、不良セクタが1個みつかりました。赤のブロックで表示されるようです。

・・・遅い

・・・また不良セクタの表示が・・・さらに不良セクタが・・・

・・・こんどは3つ続けて不良セクタが・・・・


こいつはいけません。セクタスキャンは中止して。
SSDのサルベージ作業に入りました。
現在作業中のファイルから優先的に取り出して外付けのHDDにコピーします。

ここで気づきました。外付けのHDDではバックアップ容量が足りないことに。

そこでパソコンはそのままに。外付けストレージを買いに外出します。
幸い、近所にPCアクセサリを販売している店があるので。

500GBの外付けSSDUSB3.0)を購入して接続します。主にこちらのSSDでバックアップへ。

でもコピーがものすごく遅い。これは再起動すべきか。
そこでシャットダウン・・・・・・しないぞ。なんかクルクルがずっと回っています。

しょうがないので再び電源ボタンを長押しして強制終了です。

そして再起動すると。「診断しています」のメッセージが。そしてまたクルクルがずっと続きます。

また電源ボタンを長押しして強制終了です。そして再起動。またクルクルが回り続けます。

なお、この間にiPadでトラブル解決の情報を検索しています。
Win10は自己診断修復機能が強化されている代わりに、ユーザーの自由度が低いようです。
修復が完了するのを待つしかないのでしょうか。

どうしよう。背中を嫌な汗が流れます。orz

コラム「ストレージ通信」を更新。「3D NANDフラッシュの製造コストを2022年まで予測」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

フラッシュメモリサミット(FMS)の講演紹介の続きです。
アナリストのMark Webb氏によるNANDフラッシュの講演を紹介する記事の第5回となります。

eetimes.jp


3D NANDの世代(ワード線積層数)ごとにシリコンダイ製造コストをベンダー別に比較しています。中心は96層品と128層品です。
当然ですが、各世代のシリコンダイ製造コストは時間の経過とともに下がっていきます。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。


(追記)この記事はパソコンが壊れる前に出稿されています。