デザインウェーブマガジン2007年1月号「チップ部品 はんだ不良の原因とその処方せん」
http://www.cqpub.co.jp/dwm/Contents/dwm0110i.htm
http://www.cqpub.co.jp/dwm/Contents/0110/dwm011000910.pdf
はんだブリッジやチップ立ち（ツームストーン）などの不良現象が発生する様子を、数枚のカラー写真で説明しています。分かりやすいです。
処方せん（対策）は基本的な事柄を説明しています。ただ最適条件はすり合わせ（適正化）かシミュレーションの利用となっており、不満が残ります。次号特集への引きなのかもしれません。
それからせっかくCD-ROMを付録につけているのですから、不良が起こる様子の動画を収録していただけるとより有用かと思います。定価1430円と元から安価ではない雑誌ですので、もう少し高価になってもムービーありの方がよかったのでは。すこし残念です。
あと蛇足ですが、編集長が交代してから「Column（1ページ程度のエッセイ）」が貧弱になったように感じます。同じCQ出版社の「インターフェース」で定期寄稿している猪飼國夫氏の文章をここでも読まされるのは、「インターフェース」と「デザインウェーブマガジン」の両方を定期購読している身としてはちょっとつらいです。M.P.I.氏の鋭い批評が読みたい！
