Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新。「ISSCC 2024の発表論文数から見る、日の丸半導体復活への兆し」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
サンフランシスコで始まる国際学会ISSCCの前日レポートとなります。前半は前日の現地を写真で報告しています。

pc.watch.impress.co.jp


後半は主に日本からの発表を取り上げております。日本の発表件数は2022年にわずか「7件」と初めて1桁まで落ち込みました。
その後は2023年に10件、2024年に11件と増えています(年は開催年ベースです)。

本レポートでは日本からの発表11件すべてをごく簡単に紹介しました。


何らかのお役に立てれば筆者が喜びます。


コラム「デバイス通信」を更新。「シリコンダイを光や熱、ホコリ、機械衝撃などから保護する樹脂封止技術」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。お知らせが遅れてすみません。
シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第69回となります。

eetimes.itmedia.co.jp


樹脂封止技術のロードマップを紹介しております。
アンダーフィルとモールドの両技術です。

使用可能な図面がなく、ロードマップの表になっているせいか、反響はあまり芳しくありません。

どうかご容赦くださいますよう。

コラム「デバイス通信」を更新。「ダイボンディングと電極ボンディングで半導体チップを外部とつなぐ」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「2022年度版 実装技術ロードマップ」の第68回となります。

eetimes.itmedia.co.jp


パッケージング工程(後工程)の解説部分を簡単に紹介しています。
今回はダイボンディングと電極ボンディングです。
プラスチックパッケージですと、1)ダイボンディング、2)ワイヤーボンディング、3)樹脂封止(トランスファモールド)と続きます。今回は1)と2)の部分を概説しています。

フリップチップですと、1)ウエハーでのバンプ形成、2)ダイシング、3)フリップチップボンディング、4)アンダーフィルと続きます。今回は1)と3)の部分を簡単に述べています。

お手すきのときにでも、記事を眺めていただければ、うれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「世界半導体市場、2023年の2ケタ減から2024年の2ケタ増へ急回復」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
年初恒例の世界半導体市場動向です。2023年のまとめ(推定値)と2024年の予測を業界団体や市場調査会社などのデータから解説しております。

pc.watch.impress.co.jp

2023年の世界半導体市場は10%近いマイナス成長と見込まれます。
2022年後半から始まったメモリ不況は、2023年末になってようやく回復が始まりました。2023年のメモリ市場は40%近いマイナスと推定されています。ビット需要はまだあまり伸びていないのですが、販売価格(記憶容量当たり)が上昇し始めています。

そして今年、2024年はメモリが牽引します。半導体市場全体では15%前後の成長が予測されています。メモリ市場は40%を超える伸びが期待されています。

個人的に驚いたのは、円ベースの日本市場が2022年に過去最大を更新していたことです。うかつでした。2007年に約5兆7000億円でピークとなってから、ずっと低空飛行を続けてきました。2021年から2022年はそれほど円安になっていないにもかかわらず、販売額が大きく上昇しています。2022年から2023年は円安の影響が大きいと考えられます。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。