Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新。「来年6月開催のVLSIシンポジウム、その概要がなぜかIEDM 2023で判明」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
米国サンフランシスコで始まった国際電子デバイス会議ことIEDMの初日夕方に催された
非公式(インフォーマル)プレスブリーフィングからのレポートです。

pc.watch.impress.co.jp


内容は来年(2024年)6月にハワイで開催予定の国際学会「VLSIシンポジウム」の概要です。
といいますかぶっちゃけ、宣伝ですね(爆)。ちなみに投稿論文の締め切りは来年(2024年)2月5日です。
採択論文どころか投稿論文すら締め切っていないこの段階で、何を説明するというのでしょうか。

手前勝手なのですが、自分にとって価値があったのは開催期間である6月16日~20日
何が実施されるのかという毎日のスケジュール、ほぼこれのみでした。あとはショートコースのテーマくらい。
そのほかは蛇足です(←オイ

毎日のスケジュールはとっても大事です。海外取材の場合、このスケジュールが渡航日程を左右するから。
以下は海外開催の国際学会を取材するときの一般的なスケジュール作成にふれております。
プレイベント、メインイベント、ポストイベントの日程と概要が分かれば、渡航スケジュールを組めるようになります。

プレイベントが2日間の場合、初日が重要だと判断すれば、その前日に到着するように出張スケジュールを組みます。
ポストイベントはあったりなかったりします。ないときはメインイベントの翌日に帰国便に搭乗します。米国や欧州などで開催された学会の場合、帰国は翌々日となります。

半年も前にスケジュールを組むのか、と問われれば、その通りです。たったひとりで出張手配のすべてを賄わなければならないので、会社勤め(自分も昔は会社勤めで海外出張経験あり)とは比較にならないくらい、時間がかかるんです。


もっと問題なのが「資金繰り」です。「支払いのタイミング」を分散させておくこと。これ必須です。
支払いの金額とその決済日(クレジットカードの支払日)を想定しつつ、航空券と宿泊の予約をかける。
これを失敗すると支払いが集中して、一時的にせよ借金をすることになります(泣)。実際そうなってます。

余談でした(爆)。ハワイ開催は何度も取材しておりますが、会場のヒルトン・ハワイアン・ビレッジが素晴らしい。
どのように素晴らしいかは、VLSIシンポジウムに参加して体験してくださいませ。