Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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フラッシュメモリサミットに中国初の3D NAND開発企業「長江ストレージ」が登場

フラッシュメモリ業界最大のイベント「フラッシュメモリサミット(FMS)」の現地レポートをPC Watch様に掲載していただきました。


pc.watch.impress.co.jp


【イベントレポート】中国初の3D NANDフラッシュ企業がFMSに初登場 - PC Watch


「長江ストレージ」、「XMC」といった名称で知られている中国初の3D NANDフラッシュメモリ開発企業「YMTC」による基調講演の内容報告です。講演者はYMTCのCEOであるSimon Yang氏。Yang氏はシリコンファウンダリのChartered SemiconductorとSMICで技術担当役員をつとめた後、YMTCの前身企業であるXMCに入社したという経歴の持ち主です。


XMCは、ウエハー貼り合わせ技術を得意としています。3D NANDフラッシュでも、周辺回路とメモリセルアレイを別々のウエハーに作り込んでから貼り合わせるという技術を開発したと述べていました。第2世代の3D NANDフラッシュで量産に導入すると講演では説明しておりました。


なお3D NANDフラッシュのメモリセル技術は、電荷捕獲方式なのか、浮遊ゲート方式なのかについては、説明がありませんでした。


詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。