PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
DRAMの急激な値上がりと、NANDフラッシュメモリの値上がりにより、
半導体メモリ大手が空前の売り上げと利益を計上している現状を、解説しております。
登場するのは以下の企業です。
Samsung Electronics
SK Hynix
Micron Technology
要するに、半導体メモリのトップスリー企業ですね。
上からトップ、2位、3位となっています。
そして儲かっている度合いも、トップのSamsungが最も凄い。
儲かり具合も上記の順番通りとなっております。
記事でも少し触れていますが、根本的な原因は「寡占化」にあると思っています。
DRAM大手は上記3社しかありません。これでは市場で健全な競争が働かない。危ないです。
NANDフラッシュ大手は上記3社に東芝、Western Digital、Intelが加わるので、6社が販売しています。
DRAMに比べるとだいぶマシです。
といっても東芝とWestern、MicronとIntelは開発と生産で連合を組んでいますので、
1つのグループとみなせます。すると市場での競争者は4者しかない。
といってもかなり厳しい競争をしているので、価格は上がってはいるものの、
DRAMよりは、急激ではない。
この異常な事態がどこまで続くのか。それとも「異常が正常」になってしまうのか。
詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。
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