Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

ISSCC2016の開催概要を事前に知らせる記者会見が東京で開催

来年2月に米国サンフランシスコで開催予定のISSCC2016の概要を記者向けに解説する会合が東京の大手町で開催されました。開催概要と注目講演をPCWatch誌の記事で紹介しております。


「2016年1月末開催の国際会議ISSCCで768Gbitの超大容量フラッシュが登場へ」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151117_731042.html


200件の一般講演。話題は盛りだくさんです。シングルダイで768Gbitの超巨大NANDフラッシュメモリ半導体メモリはついにここまできました。768Gbitとは96Gバイトです。16枚のシリコンダイで1536Gバイト、つまり、1.5Tバイト(テラバイト)!!!


ぎゃー。1.5テラバイトが16枚のシリコンで。1枚のコストを仮に3ドルくらい、あるいは300円とすると、NANDフラッシュメモリのコストは4800円。たったの。これにコントローラとバッファのコストを追加してマージンを100%(つまり倍額)としても、SSDの販売価格は1万2000円くらいだと想像します。


うわー。1.5テラバイトが1万2000円。これはもう、HDDはアカンです。ノートPCはたぶん、全滅でしょう。デスクトップPCでも、大半はSSDになる。


ていうかそもそも、現在のDRAM主記憶とHDDあるいはSSD外部記憶の組み合わせが、続くかどうかが怪しい。HBM DRAMとか、NANDフラッシュとDRAMのハイブリッド主記憶とか、ありそうだし。


うーん。凄いことになりそう。わくわく、です。