Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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2012年に最もハラハラした漫画

いろんな漫画を読んでいると、偶然にも、仕掛けがダブっている作品と出会うことがあります。それも雑誌連載中で。最近では何と言ってもこの2作品でしょう。


この2作品は設定がかなり共通しています。
いずれも超能力もの。
超能力の内容が似ている。
両方の作品ともに、超能力を使って世直しをする話。
主人公と相方の役割分担が両作品とも同じ。主人公は学生(男)で消極的。それを積極的な友人が主導するという分担です。


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(ご注意:以下は作品の内容に触れている部分があります。未読の方はあらかじめ、ご了承ください)


その2作品。一つは、「なにかもちがってますか」。

なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)

なにかもちがってますか(1) (アフタヌーンKC)

鬼頭莫宏先生の作品ということで。こちらは連載開始から注目しておりました。
第1巻は2011年1月に刊行されています。雑誌連載もほぼリアルタイムで読んできております。


もう一つは、「デストロイアンドレボリューション」。

デストロイアンドレボリューション 1 (ヤングジャンプコミックス)

デストロイアンドレボリューション 1 (ヤングジャンプコミックス)

こちらは偶然、作品の存在を知りました。たぶん書店でみかけたのだと思います。
第1巻は2011年4月に刊行されています。
森恒二先生は「自殺島」が知られていた(未読です。すみません)ので、名前だけは存じ上げていました。雑誌連載は読んでいないので、単行本待ちです。


第1巻の段階では、あまりのカブリぶりに驚きました。どちらも面白いのですが、方向性はかなり違います。でもお互いを意識せざるを得ないだろうと思うくらいに設定は似ています。

いったいどうなるんだろうと、ハラハラしながら、次巻を待つ日々が続きました。でもって第2巻。「デストロイ・・・」はそのまま真っすぐ路線で走った印象です。これに対して「なにか・・・」は迷走感がありました。現在でも「なにか・・・」は迷走感があります。良くいうと先が読めないのですが。


一方の「デストロイ・・・」は第3巻でかなり難しい段階に入って来ました。世の中の「悪」に対して闘争宣言した後で、闘争活動のさなかに内輪揉めのような状態が発生します。この先どうなるのか、見えません。


そんなことを考えていたら、なんと、1月26日に鬼頭莫宏先生のトークショーが東京の秋葉原で開催されると。しかも森恒二先生がゲストで!
http://natalie.mu/comic/news/82416
いったいどうなるんだろうと、こちらもハラハラしています。