Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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VLSIシンポジウム直前レポート「VLSI技術シンポジウム編」

PC Watch様に国際学会「VLSIシンポジウム」の直前レポートを掲載していただきました。
始めはデバイス・プロセス技術の研究成果を披露する国際学会「VLSI技術シンポジウム」の直前レポートです。

pc.watch.impress.co.jp


昨年に続いてオンライン開催(バーチャルカンファレンス)となっております。
本来であれば昨年はハワイ、今年は京都で開催されるはずでした。
ワクチン接種による効果が期待通りに実現すれば、来年のハワイは久々にリアルイベントとなりそうです。


もちろんその前に、今年の技術開発状況を把握しなければなりません。

お手すきのときにでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「埋め込み電源配線の構造と材料選択」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

新シリーズ「 imecが語る3nm以降のCMOS技術」の第4回となります。

eetimes.itmedia.co.jp

埋め込み電源/接地配線(BPR)技術のさらに続きです。
とりあえずは構造説明のための略語と記号があまりに多いので、一覧表を作りました。
この一覧は講演スライドにはありません。オリジナルです。

後半は材料選択です。銅(Cu)を選べないので、エッチングが可能なタングステン(W)やルテニウム(Ru)などが候補となります。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「電源/接地線の埋め込みで回路ブロックの電圧降下を半分以下に低減」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

新シリーズ「 imecが語る3nm以降のCMOS技術」の第3回となります。

eetimes.itmedia.co.jp

CMOSロジックの基本セル(スタンダードセル)を縮小するために、電源/接地線を基板側に埋め込む技術(BPR技術)の続きです。電源の安定化と、回路ブロックの縮小に寄与することが明らかになっています。

詳しくは記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「CMOSロジックの高密度化を後押しする次世代の電源配線技術」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

新シリーズ「 imecが語る3nm以降のCMOS技術」の第2回となります。

eetimes.itmedia.co.jp

CMOSロジックの基本セル(スタンダードセル)を縮小する手法の変遷をたどっています。

3nm世代以降は、5nm世代まで使われてきたセル高さの低減(金属配線の本数(トラック数)を減らすことで高さを低くする)技術が適用困難になります。そこで3nm世代からは、金属配線の中で電源線と接地線を基板側に埋め込むことで、トラック数を減らすことが考えられています。「BPR」と呼ばれる技術です。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。