Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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講演依頼を受けたら、1カ月後に4ページの論文作成の依頼が届く。「聞いてないです」(泣)


3月に某学会で委員をつとめている方から電子メールが届きました。
某月(だいぶ先)に開催される学会で講演して欲しいという依頼です。


僕はいろんな学会でお世話になっているので、学会からの依頼はなるべく断らないようにしています。学会での講演料(報酬)は極めて低いので、フリーランス(自営業者)にとっては完全に赤字なのですが、まあ、そこは我慢といいますか、学会からは便宜を図っていただいているので。お礼ですね。仁義を欠いてはいけません。


3月のやり取りでは「招待講演」の依頼ということで取りあえず仮タイトルだけ送りました。学会事務局から後ほど、詳細が届くということで。


でもって待つこと1カ月ほど。というか待ってないけど。半分ほど忘れてました。そこに事務局から公式な依頼の電子メールが届きました。そしたら、講演の1カ月まえに4ページの論文を納品することになっていた。しかもその中で0.5ページは英文アブストラクトという。


そんなこと、まったく聞いてません(泣)(苦笑)。


もちろん論文集とは別に、講演スライドも作らなければならないんですよ。和文で3.5ページと英文で0.5ページのアブストラクトを作るのにどのくらいの時間がかかるか分かっているのでしょうか。いやもちろん分かっていますよね。毎年やっている学会なのですから。


講演スライドだけでもかなりの作業負担なのに(この時点でも完全に赤字)。赤字を増やすだけの論文執筆とは。萎えます。どうしようかな、コレ。


そんならそーと、初めから教えてくださいと言いたい。後出しでこれはない、と思うよ。


サラリーマン時代なら、お金の心配がないからまだマシです。
自営業ですと外部に対する無料奉仕というのは、家族(被扶養者)に対する裏切りです。背任行為ですよ。


今回の講演依頼を受けたのだって、一応、家族に報告して了解を得ているんです(いつもそうしてます)。


いや、どうしたものでしょうか。これは。悩みます。




上記は、駆け出し記者のときに何度も繰り返し読んだ本。今でもライター志望者には必読本です。