Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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ISSCC 2016プレビュー第10回(最終回)「A-D変換器」と「可搬型生体計測システム」

ISSCC 2016プレビュー連載の第10回をEETimes Japan誌に掲載していただきました。


ISSCC 2016プレビュー(10):バッテリー動作で持ち運びが可能な生体信号計測システム」http://eetimes.jp/ee/articles/1601/21/news031.html


前半はA-D変換技術、後半は生体計測システムの講演を紹介しております。
A-D変換技術ではハイブリッド・アーキテクチャの講演が主です。オーバーサンプリング(ΔΣ)方式と逐次比較(SAR)方式を組み合わせるといった、2つの変換アーキテクチャを利用する方式を指します。目的は電力効率の向上で、消費電力のかなり低い変換器を実現できています。


生体計測システムでは、半導体技術を駆使することでハンドヘルド型のシステムを実現しようとする試みを紹介しています。NMR(核磁気共鳴)装置やる電子スピン共鳴(ESR)分光システム、生体信号(バイタル)のマルチセンシングシステムなどの研究成果が登場します。



お手すきのときにでも、眺めていただけるとうれしいです。