Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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セミコンウエストのレポート記事、キヤノンが開発しているナノインプリント・リソグラフィ技術の講演から

セミコンウエストのレポート記事が続いております。今回からは、キヤノンの講演をレポートします。キヤノンが開発中のナノインプリント・リソグラフィ技術に関する講演からです。


「SEMICON West 2015リポート(8):ナノインプリント開発の進展状況をキヤノンが講演(1)〜低い装置コストが最大の武器」
http://eetimes.jp/ee/articles/1509/04/news028.html


インプリント技術を微細化したものがナノインプリント技術です。
インプリント・リソグラフィとは、型(テンプレート)をレジストに押し付けて型の形状をレジストに転写することです。単純化すると。テンプレートには回路のパターンが凹凸で形成してあるので、レジストにそのパターンが転写されます。その凸凹が転写されたレジストを紫外線で硬化すると、レジストのパターンが完成します。それからテンプレートを剥がします。これだけです。


お手すきのときにでも、記事を読んでいただけるとうれしいです(こればっかりですね(苦笑))。