Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

超推薦!! 伝説の傑作SF映画「スキャナーズ」レストア版

超能力ものの傑作SF映画の代表と言えば、1981年に製作されたスキャナーズ(Scanners)」です。


自分は映画公開で見ておらず、その後に評判を聞いたころには中古のDVDが超高値状態。とても悔しい思いをしていました。そのスキャナーズがブルーレイで発売されました。しかも画面を修復したレストア版です。早速飛びつきました。予約で購入です。


スキャナーズ リストア版 [Blu-ray]

スキャナーズ リストア版 [Blu-ray]


でもって。鑑賞できたのは諸事情あってつい最近のこと。堪能しました。
スリリングなストーリー。容赦なしの戦闘シーン。そしてなんといっても超美麗な映像。映像修復にかけた手間はいかほどか。想像するだけで恐ろしくなります。レストア版がDVDではなく、ブルーレイだけなのも納得です。




(以下は内容に触れる部分があります。ご了承ください)




とにかく今や伝説と化している、あのボーン!が美しい映像で拝見できただけでも感涙ものです。といいますか、ここで「ボーン!!」ですか!!
腰を抜かしそうになりましたよ。心臓に悪いです。


しかも「ボーン!」はまだ序盤。「スキャナー(テレパスに近いです)」と呼ばれる超能力者の映像表現をどうするのか。ずっと疑問だったのです。それが、こうくるとは。感嘆しました。


超能力でも念力やテレポーテーションなどは映像化しやすいのですが、「心を読む(厳密には、自らの意志に関わりなく、近くの他人の意識が脳の中に入り込んでしまう)」という見えない現象を映像で表現することは想像するだけで、難問だと分かります。心象風景の描写を得意とする小説ではなく、映像で見せなければならない映画で、この難問に挑み、しかも、娯楽作品として恐るべき完成度を誇っています。どんでん返しもたっぷりあります。


安価になったコンピュータグラフィックスを使いまくりのSF映画にうんざりしているSFファンや映画ファンなど、あるいは超能力ものが好きなファンにとって。「スキャナーズ」はたぶん、今年前半の最高の贈り物と断言しちゃいます。


本当に買ってよかったです。この物凄い超傑作がamazonで3000円足らず(!)で購入できるとは。有り難いことです。邦画DVDよりも安いなんて。


あと、注意点があります。日本語は字幕スーパーのみです。吹き替えはありません。英語の字幕もありません。映画館で洋画を鑑賞するときと同じ程度のコンテンツです。特典映像は予告編だけ。それでも、レストアのコストを考えたら、この値段でペイするのかどうか、心配になるくらい。そのくらい、きれいな映像です。あと、予告編はレストアされていない映像なので、レストアによって映像がどのくらい変化したかが分かります。その意味では予告編は必見(?)です。