Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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日経マイクロデバイス誌が今年いっぱいで休刊へ

前回の噂エントリー
http://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20091031/1257059186
の続きです。


日経BP社の半導体専門誌「日経マイクロデバイス」(1985年7月創刊号)が12月号をもって休刊となるもようです。
2009年12月号で同誌は通巻294号。24年半、よく続いたと言えます。


年内いっぱいで休刊と予測した理由は以下の通りです。

1)日経エレクトロニクスの2010年広告企画の合同企画に「日経マイクロデバイス」がなくなったこと。言い換えると日経ものづくりと日経Automotive Technologyは来年も発行されます。
http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/mad/doc/ne__kikaku_2010.pdf
付け加えると日経エレクトロニクスは来年も隔週刊行でいくようです。月刊化の予想は外れました。


2)日経マイクロデバイスの2010年広告スケジュールが12月号までしか記述されていない。
http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/mad/nmd/nmd_pln.html
電子・機械局の他誌は2010年の広告スケジュールが「記述あり」になっています。時期的には1〜3月号の広告企画が入っていないとおかしい時期です。


あと、グリーンデバイスマガジン(Green Device Magazine)の定期購読化の予想は外れました。
無代同梱誌のまま、2010年は3号が発行されます。2009年に比べると1号増えます。
http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/doc/20091105-001.pdf
将来性を考えると有料定期購読化、あるいは無代でもコントロールサーキュレーションにした方が収支が向上するようにも見えます。無代同梱ですとグリーンデバイスマガジンは日経エレクトロニクスと心中です。
今なら、独立した雑誌になれるのに。日経マイクロデバイスの読者という資産を有効活用して。
個人的にはすごく残念です。