Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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日経BP社が2009年5月下旬に環境関連の電子デバイス専門雑誌を創刊

この情報はなかなかアップできずに遅れてしまいました。すみません。


日経BP社電子・機械局が2009年5月下旬に環境関連の電子デバイス専門雑誌「Green Device Magazine」を創刊します。無代誌(無償配布する雑誌)です。
概要が2009年2月の環境ビジネス本部設立発表会で紹介されました。
下記URLからPDF形式で講演資料をダウンロードできます。
http://adweb.nikkeibp.co.jp/adweb/sp/kankyou/index.html


対象となる電子デバイスは以下のようなものとなるようです。


・電気を作るデバイスである太陽電池燃料電池
・照明の消費電力を従来よりも低減できるデバイス発光ダイオード(LED)や有機EL
・電力効率を左右するパワーデバイス(パワー半導体、スイッチ)
・電力を貯める二次電池キャパシタ


配布部数は3万部。電子・機械局が発行する日経エレクトロニクスや日経ものづくりなどに同梱するほか、関連展示会で配布されます。


発行頻度は年2回の予定。5月下旬と9月下旬です。


総ページ数は100〜130ページとありますが、編集ページがどのくらいになるのかは不明です。また編集記事が再編集主体なのか、独自作成主体なのかについても分かりません。ただしGreen Device Magazineには「日経(Nikkei)」の文字がありませんので、再編集主体の確率が高いと推測します。


広告料金は4色1頁48万円とあり、電子・機械局の雑誌としては比較的安めです。


仮に広告が凄く上手くいったら「日経グリーンデバイス」として2010年には隔月で創刊し、一方で「Nikkei Microdevice」の広告がずっと不調だったら、同誌は休刊になるかもしれません。


いずれにしても、電子・機械局デ最大のメディアは「Tech-On!」になると個人的には予測しています。広告収入でトップになるのは2012年ころでしょうか。根拠のない推測ですが。ただし日経エレクトロニクスの広告があまりに不調だと、2010年にはTech-On!がトップになってしまうかもしれません。