Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新。「インテルが始まったころ」第12回、「クオーツ式腕時計事業が出だしでつまづく」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。


eetimes.jp


インテルの創業期を年次報告書から振り返るシリーズの第12回です。
年次は創業7年目の1974年。その第4回です。クオーツ式腕時計事業に関する部分となります。


この事業は1972年に開発ベンチャーを買収して始めたのですが。
しょっぱなで、つまづきました。大口顧客からの注文が伸びず、生産ラインの稼働率が低迷します。
そして対応の素早いこと。責任を取って経営トップが交代させてられてます。


詳細は、記事をお読みいただけるとうれしいです。

Intelの創業7年目(1974年):出鼻をくじかれたクオーツ式腕時計事業 (1/2) - EE Times Japan

コラム「セミコン業界最前線」を更新。「2018年のHDD出荷台数は4年連続のマイナス成長」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。


pc.watch.impress.co.jp


新春恒例のHDD協会セミナーレポートです。
市場調査会社テクノ・システム・リサーチによるストレージ市場分析の講演をご紹介しております。

今回は、HDD市場に関する講演部分のレポートです。


お手すきのときにでも、眺めていただけるとありがたいです。

コラム「ストレージ通信」を更新。半導体メモリの勢力図(第4回)「NANDフラッシュとDRAMの市場成長率」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

eetimes.jp


昨年8月のフラッシュメモリサミットで、著名なアナリストであるJim Handy氏が講演した内容を抜粋して紹介しております。

今回は、NANDフラッシュメモリ市場とDRAM市場の成長率について2017年と2018年を比較しています。

2017年は異常とも言える高度成長を達成したNANDフラッシュメモリDRAMでした。
2018年に入ると、いずれも成長は鈍化します。値下がりはNANDフラッシュから始まり、DRAMへと波及します。
そして非メモリへと至る、と予測しています。

最後に、NANDフラッシュメモリのプレーナー型と3D NAND型の製造コストを比較しています。
定量的な値が出てくるので、ご参考までに抜粋しました。


記事が皆様のお役に立てれば、ありがたいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「インテルが始まったころ」第11回、「8080プロセッサの登場とマイコン事業の課題」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。

eetimes.jp


創業期のインテルを振り返るシリーズの第11回であり、創業7年目の1974年を振り返る第3回です。
テーマはマイクロコンピュータ事業です。この年、Intelは最も重要なマイクロプロセッサ「8080」を発売しました。
「8080」は世界初のパーソナルコンピュータ(パソコン)を生み出した8ビット・マイクロプロセッサとなります。


「8080」はよく知られておりますが、この回で最も言いたいのはそのことではなく、後半にあります。
マイクロコンピュータ事業の課題です。非常に驚いたのは公式文書であるアニュアルレポートで、Intel自身がマイコン事業の課題について率直に記していることでした。

記してあったのは、すべてがハードウェア処理だった電子システムの世界に、「マイクロプロセッサとプログラムによるソフトウェア処理」を持ち込むことの難しさです。

8ビット・マイクロプロセッサ「8080」はあまりにも有名ですが、それだけでは事業は成立しません。その理由と対策が、アニュアルレポートにはきちんと書かれていました。マイコン事業で最も重要なのは、製品ではありません。重要なのは「・・・・」です。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

Intelの創業7年目(1974年):パソコンを生み出した「8080」プロセッサが登場 (1/2) - EE Times Japan