Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新しました。「NVDIMM技術の本命、NVDIMM-P技術を解説」

PCWatch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。


pc.watch.impress.co.jp


不揮発性DIMM(NVDIMM)技術の本命「NVDIMM-P」技術の解説です。
NVDIMM-Pが普及するとメモリ階層がどのように変わっていくかについても、解説(予想)しております。


DRAMと不揮発性メモリ(実際にはNANDフラッシュメモリあるいは3D XPointメモリ)を混載し、記憶容量当たりの単価の低いNANDフラッシュメモリによって記憶容量を拡大させるのがNVDIMM-Pの基本的な考え方です。


ただし、アクセス速度(遅延時間)の異なるメモリを混載するために、メモリアクセスのプロトコルには工夫が求められます。アウトオブオーダー実行、ハンドシェークといった技術を導入しています。


詳しくは記事をご参照くださるとうれしいです。



不動産事故物件(心理的瑕疵物件)のリアル実況本「霊能者と事故物件視てきました」(追記あり)

まず最初に断っておきます。自分の霊感はゼロです。ほぼゼロです。
まったく視えませんし、聞こえませんし、臭いもしません。
ものすごく有名な場所で、「嫌な感じ」がする程度です。

霊能者と事故物件視てきました

霊能者と事故物件視てきました



一方で、工学系大学院卒業、技術分野のジャーナリスト/アナリスト、という自分の経験から、「科学技術の限界」というものを痛感しています。シンプルに断言してしまうと、科学的合理主義は破綻しています。科学で説明できないことなど、事実としてはいくらでもあります(UFO話のことではありません)。愛情の存在を疑うヒトはいませんが、愛情を種族維持本能だけで説明しようと(科学的に説明しようと)すると、ものすごく無理があります。


それに、「測定限界」というものが科学技術には存在します。量子論で指摘されている不確定性原理のはるか手前に、測定限界があるんですよ。

さらにヤバイのが測定誤差。これも凄いです。何を測定しているのかユーザー(立派なエンジニアですよ)が分からないまま測定結果を信じてあーでもないこーでもないと設計通りに動かない回路や現場での誤動作の原因について議論するという事態に出くわします。


すみません、脱線しました。何が言いたいかというと、科学の限界を痛感しているので、スピルチュアルな知識(それもまっとうな知識)に飢えているんです。ずっと。この20年くらいかな。特に。それでいくつかの本を入手して読んできました。その中でまともだな、と自分で感じた本をご紹介することにしました。


kindle版です)


この本は八重洲ブックセンターで偶然、引っ張られて購入した本です。引っ張られて購入した本は、ハズレがありません。この本も真面目なまともな作りです。いくつも賃貸物件の収入を得ている漫画家さんが、霊能者さんといっしょに事故物件(心理的瑕疵物件)を実況見分するという、ルポ漫画です。


読んで「しまった!気づかなかった!!」と思ったのが「ワケアリ物件を専門とする不動産仲介会社」の存在です。確かにこれは需要があります。その名も「アウトレット不動産」。実在の会社です。


outlet-estate.biz


www.athome.co.jp


2件目からは、このアウトレット不動産が紹介したワケあり物件を見に行くという、話になっています。




すみません。ここからは少し、内容に触れますので。容認される方のみ、お読みください。








===よろしいでしょうか。


出て来る物件には「自殺物件」がいくつかあるのです。そこで描かれること(を信じるのであれば)、絶大な自殺防止効果があります。


自殺しても、あの世にはいけません。自殺した場所に封じ込められるとのことです。
封じ込められるのはいつまでか。本来の寿命が来るまでです。これは恐ろしいですよ。
例えば20歳で自殺したヒトの本来の寿命(病死とか)が70歳だとすると、50年間、この世に閉じ込められる、ということです。これは厳しい。絶対に絶対に嫌です。それに痛いのとか嫌だし。


ただ、お祓いとかが出てくるので、霊能者の方がなんとかできるのかな、という情報も出てきます。
ちょっと良く分からないですけどね。


霊能者と事故物件視てきました

霊能者と事故物件視てきました



あと、ここまで読んでくださった方へのオマケです。

事故物件の告知義務は、事故後に最初に入居する方のみに発生します。ですから、事故があっても2回めの入居とか、2度めの売却だと、告知されないんです。こちらの事実の方が、怖いかもしれません。


「大島てる」サイトが読まれるわけです。


【追記】大事なことを忘れておりました。なぜ事故物件がテーマになるのか。
「安い」からです。3割引きは当たり前。5割引きという物件すらありました。
住まれる方が気にしなければ、事故物件は大変にお買い得です。


でも実際のところ、どんなもんなの? という疑問に答えたのが本書の価値と言えます。

コラム「ストレージ通信」を更新。「反強誘電体キャパシタの試作結果」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。


eetimes.jp


eetimes.jp


前回の続きです。反強誘電体を内部電界バイアスによって見かけ上、強誘電体に変換することの理論的な裏付けを前半で説明しております。後半は、反強誘電体キャパシタの試作結果です。不揮発性メモリとして利用可能な特性が得られたことの証明が実試作によってなされております。


詳しくは記事本文をご参照くださいませ。

はてなダイアリーからはてなブログに移行しました

平素はご訪問をありがとうございます。管理人です。


デザインが急に変わって驚かれた方がいらっしゃるかと思います。
はてなダイアリー」から「はてなブログ」に全エントリーを移行しました。


はてな」は元々、「はてなダイアリー」でブログサービスを実施していました。
しかし最近になって「はてなブログ」という新しいブログサービスを始めました。


そして「はてなダイアリー」で実施していたいくつかのサービスを休止していったのです。
ユーザーを「はてなブログ」に移行させ、将来は「はてなダイアリー」そのものを休止してしまいそうな雰囲気が漂ってきました。


さすがに困ったのは、カウンターが休止になったことです。一応、これでも100万PVを区切りにささやかな努力をしてきたのですが、これが叶わぬ夢となってしまいました(泣)。50万PVは超えたんですが。


忍者カウンタを入れたりしたのでけれども、あまり使い勝手はよろしくなく。


幸い、「はてな」が「はてなブログ」へ全面的に移行する手続きを提供してくれていましたので、それに乗っかることにしました。


新しいデザインと新しいユーザーインタフェースの「はてなブログ」は、当然ながら、慣れが必要です。でも慣れてくると、新しくサービスを設計しただけのことはあって、使い勝手はずいぶんと良くなっています。


例えば、「はてなダイアリー」は「はてな記法」と呼ばれる謎の呪文を入力する必要がありました。それが「はてなブログ」では、「はてな記法」を覚えなくても、いろいろできるようになってます。


ブログサービスは、始まった頃に比べるとずいぶんとネット環境が変わりました。自分がブログを始めたのは2005年で、もう12年が経過しています。2005年には、スマートフォンはありませんでした。SNSはあったのかな? よく覚えてません。PCプラットフォームの時代であったことが確かです。


2017年の現在、プラットフォームはスマートフォンです。自分はスマートフォンではあまりウエブを見ないのですが、本ブログを閲覧するブラウザは4年ほど前から、スマートフォンが主流になっています。


そんなわけ(?)で、ブログのプラットフォームを移行しました。しばらくはデザインや機能などを試行錯誤していきます。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。