PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
8月下旬に開催予定の国際学会Hot Chips 34の予告レポートです。なお今年もバーチャル開催となります。
会期は3日間、最初がチュートリアル、続く2日間がカンファレンスです。
チュートリアルのテーマが鋭いことでHot Chipsは定評があります。今年もすごいです。「CXL」は以前から話題だったので当然とも言えます。しかし「MLIR」には衝撃を受けました。ちなみに掲載誌のPC Watchはもちろんのこと、Impress Watchの検索でも「MLIR」にヒットする記事は1本もありませんでした(8月3日時点)。
MLIRとは何か。なぜ必要なのか。そしてなぜHot Chipsのチュートリアルなのか。調べたら驚愕です。納得しました。
ここではわざと書きません。記事をみてね。
カンファレンスもどんどんすごくなっています。特定用途向けプロセッサが当然になり、ベンダーが増えました。特に機械学習ではアクセラレータのベンチャーが増えています。それからシリコンフォトニクス。ついにパッケージレベルでフォトニクスを扱うベンチャーが出てきました。
企業ではなんといってもテスラ(電気自動車メーカーのテスラです)に注目です。キーノート講演とスーパーコンピュータ「Dojo」の一般講演(しかも2件)に出てきます。
2022年は半導体関連の国際学会が本当に充実しています。ISSCCは大当たり。IMWもなかなか。VLSIも大当たり。そしてHotChipsも大当たりの予感がします。
詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。