EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
シリーズ「フラッシュメモリと不揮発性メモリの歴史年表」を開始しております。その第6回です。
フラッシュメモリの用途(UV-EPROM代替以外)として初めに期待がかかったのは、
デジタルスチルカメラとパソコンでした。
電子スチルカメラの主流はデジタル記録ではなく、アナログ記録。そして記憶媒体の標準はフロッピーディスク(ビデオフロッピー(VF)規格)という。隔世の感があります。ソニーの「マビカ」を代表とする製品群です。
パソコンの外部記憶はフロッピーディスクとHDDでした。そこにカード記憶としてフラッシュメモリが入ろうとします。HDD代替もありますが、まだ高価すぎました。フロッピーディスクよりも信頼性の高い記憶媒体としてメモリカード(フラッシュメモリ内蔵カード)が考案されました。名刺サイズのPCMCIAカード(後のPCカード)です。SDカードへと進化する手前の段階ですね。
お手好きのときにでも、記事を眺めていただけると著者が喜びます。