Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

コラム「ストレージ通信」を更新「フラッシュメモリ搭載の一般用デジタルカメラが相次いで発売される(1993年~1996年)」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。
シリーズ「フラッシュメモリと不揮発性メモリの歴史年表」の第13回です。
前回はフラッシュメモリを内蔵する小型カード(主に画像記憶用)の動向(1990年~1996年)を紹介しました。


今回はフラッシュメモリを搭載する一般用コンパクトデジタルスチルカメラ(コンパクトデジカメ、コンデジ)の黎明期をまとめています。時期は1993年~1996年です。

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黎明期のトピックは何と言ってもカシオ計算機の「QV-10」でしょう。価格は10万超えが普通だったときに6万5000円と低く設定。撮影枚数は最大96枚。銀塩フィルム(ISO100/400タイプ)が最大で36枚の時代です。フィルム切れを気にしない枚数。そして背面のカラーTFT液晶モニターで撮影画像を即座に確認できる(失敗したら取り直せる)。付属のテレビ用ケーブルを通じてテレビ受像機で撮影画像を楽しめる。

一方で撮影データを外部に保存する仕組みはから貧弱でした。記憶媒体は内蔵メモリだけで、増設はできません。パソコンへの転送には別売りのキット(ケーブルとソフトウェア)を使う必要があります。

それでも日本では大いに売れ、低価格電卓「カシオミニ」以来の「カシオショック」を起こしました。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。