Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

コラム「セミコン業界最前線」を今年初めて更新。「光子1個を検出する超高感度イメージセンサーをソニーとキヤノンが開発中」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
今年初めての更新となります。本年もよろしくお願いいたします。

pc.watch.impress.co.jp

この記事、キヤノン様がIEDM2021の発表内容を自分に直接説明したい、というオファーがあったことから始まっています。
もちろんオンラインで説明を受けたのですが、キヤノン様は発表に関するリリースを流したので、あちこちのメディアがすぐにニュース記事を書いてしまいました。

こうなると差異化した記事が必須です。テーマのSPADはソニーグループも研究しており、IEDM2021でも発表がありました。
そこでSPADの解説記事とし、最近の開発動向の事例としてソニーグループとキヤノンを取り上げることと決めました。

決めたのは昨年12月20日ころです。しかしそこからが長かったのです。SPADを説明するためには、従来のCMOSイメージセンサーとの違い、APDとの違いをまず説明しなければなりません。そのための事実確認調査が時間を喰う喰う。あと単一電子の検出手法にはSPAD以外もあるので、そちらの調査をしています。

さらには重要な用途である深さ(距離)測定の手法についても確認しておく必要がありました(実際の記事では使いませんでした)。LiDARの技術と特徴についても再確認をしています。


ソニーグループとキヤノンについては最近の国際学会発表事例をまとめて紹介することとしました。当然ですが複数本の発表論文を読むこととなります。

という訳で。当初予測の5倍くらいの時間がかかってます。当初は12月末には完成して1月上旬に掲載、という計画だったのですが。集めた材料の中で10%くらいしか記事には使っていません。

そんな訳で(?)。お手すきのときにでも記事を眺めていただけるとうれしいです。