PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
筆者は10年以上前から、「Intelはフラッシュから撤退する」と予言していたのですが、やっと的中(?)しました(爆)。
10数年も経過していては、もはや予測とは呼べませんが。理由はそれなりにあったのですよ。
といっても「Intelは値下げ競争が嫌い」。根拠はこれだけです(爆)。だって事業収支がずっと赤字だったんだもん。
ここからは少しまともに行きます(苦笑)。
買収金額は1兆円近く。東芝メモリの買収金額2兆円のおよそ半分です。
IntelのNAND関連売り上げは東芝メモリの約半分なので、売り上げだけ見ればなんとなく良い塩梅に見えます。
問題は、IntelのNAND関連事業は慢性赤字状態であることです。筆者の知る限りでは、一部の四半期を除くと、ほとんど営業赤字でした。
慢性赤字の事業を買収したSK Hynixは、赤字解消に向けて何をするのか。
本当はそのあたりが書けたらよかったのですが。情報不足で書けませんでした。
買収によってNANDフラッシュ市場は6社寡占から5社寡占へと動きます。
さらなる動き(事業統合)があるのでしょうか。興味はつきません。