Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「セミコン業界最前線」を更新。「松下の半導体が歩んだ60年、1990年代から2000年代」

PCWatch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。

pc.watch.impress.co.jp


松下の半導体が歩んだ60年を振り返るシリーズの第2回です。
第1回はこちらとなります。

【福田昭のセミコン業界最前線】「松下」はかつてDRAM開発で世界の先頭集団を走っていた。「松下半導体」の60年を振り返る - PC Watch


第1回では半導体事業の始まり(1957年)から、松下電子工業の合弁が解消されるまで(1993年)を主に解説しております。


第2回では1990年代と2000年代をまとめています。
1990年代は、親会社の松下電器産業が、松下電子工業を取り込もうとする動きが活発になります。まず半導体の開発部門が松下電器に移管されます。そして2001年には松下電子そのものが松下電器に吸収合併されます。


2000年代は、システムLSIの登場とデジタル化による開発スタイルの変化を見据え、デジタル家電の統合プラットフォームである「UniPhier」を松下電器が開発します。個別開発に比べると開発効率が5倍に高まるという優れものです。
ただしバグがなければ、ですが。当然ながら最初は「バグあり」なので相当に苦労します。
このあたりのエピソードは日経クロステックが詳しいです。

参考URL
xtech.nikkei.com


それではこのへんで。またのご閲覧をお待ちしております。