Electronics Pick-up by Akira Fukuda

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コラム「デバイス通信」を更新。光回路の受動素子(光導波路と波長フィルタ)

EETimes Japam様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。


eetimes.jp


シリコン光導波路と基本的な光波長フィルター (1/2) - EE Times Japan


シリコンフォトニクスのシリーズ解説、その第7回です。
光回路を構成する受動素子、光導波路と波長フィルタを説明しております。
どちらもシリコン半導体の製造プロセスで作るというのが前提です。


光導波路はシリコンのコア、二酸化シリコンのクラッド、という構造です。光導波路は、光ビームを曲げて所望の位置まで持ってくるために使います。

波長フィルタはシリコン光導波路でレーストラック状のリング共振器を作り、共振波長を選択的に取り出すという仕組みです。波長分割多重(WDM)方式の光信号伝送が前提となっています。WDM信号から、所望の光波長の信号を取り出すために、波長フィルタが必要となります。


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