Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

推薦!! 「戦国時代の桶狭間に長嶋巨人軍、じゃなかった、長縞GB軍が90式戦車とともにタイムスリップ!」という怪作コミック


戦国の長縞GB軍 1 (SPコミックス)

戦国の長縞GB軍 1 (SPコミックス)


架空戦記フィクションの代表作品といえば、半村良先生の傑作「戦国自衛隊」でしょう。自衛隊が訓練中に、小隊規模で戦国時代にタイムスリップするという設定のSF戦国時代小説というか、自分は高校生のときにこの作品にはまりまくりました。


でもって架空戦記小説で知られる志茂田景樹先生が1995年に発表した作品「戦国の長嶋巨人軍」が最近になってコミカライズされました。

戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス)

戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス)

原作小説は、1994年シーズンに日本一になった長嶋巨人軍が自衛隊で訓練中に戦国時代の桶狭間にタイムスリップするという・・・あ。ここまで書いてすでに目眩がしてきました。良くこんなぶっ飛んだ設定を思いつくというか。長嶋巨人軍は陸上自衛隊の小銃に90式戦車1台を付けて桶狭間の戦いに爆誕。とはならず。は? 戦国時代に野球?というこれまたぶっ飛んだストーリーが展開するそうです(読んでいないので詳しくは知らないんです。アマゾンのコメントとか原作を読んだ方のブログとかから推測)。



この怪作を漫画家の日高建男氏が作画した作品が「戦国の長縞GB軍」です。世の中が変化してプロ野球の球団名や選手名、監督名などを実名で描くのには使用料を払わなければならなかった現在。コミック作品ではタイトルが微妙に変わり、登場人物の選手(1994年当時の選手)名もすべて微妙に変わり、球団名もグレートベアーズ(すなわちGreat Bears、GB)軍と変わっています。


戦国の長縞GB軍 1 (SPコミックス)

戦国の長縞GB軍 1 (SPコミックス)


ところが。恐ろしいことに、その荒唐無稽さはド迫力でした。なぜかというと。監督と選手がすべて、いわゆる「似顔絵」になっているからです。1994年というと今からまさに20年前。そのGB軍では長嶋監督そっくりの長縞監督が「よーし、分かった!」と応え、大リーグに行った松井秀喜に偶然でしょう、良く似た金沢秀輝というスラッガーが「どこまでもついて行きます、監督〜!」と叫ぶのです。あまりの懐かしさに涙が出そうになります。


桶狭間織田信長軍を支援したことから、織田軍の客分となるGB軍のレギュラー陣。そしてなぜか野球。まだ第1巻だけなので話はあまり進みません。しかし見せ場はいくつもありました。圧巻は、織田軍の精鋭と長縞GB軍とがぶつかる野球の試合です。


続きがとても楽しみすぎて困ります。あなたもぜひ、20年前の長縞GB軍の勇姿を堪能してください。


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