Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

ALPS SHOW(アルプス ショー)2006ふたたび


アルプス電気の顧客向け展示会「ALPS SHOW 2006」の続きです
アルプス電気創始者である(故)片岡勝太郎氏を追悼するコーナーには、
1957年(今から50年前)に発行された、米国視察団の報告書(発行:日本生産性本部)が飾ってありました。(故)片岡氏も視察団に加わり、一部を執筆しています。



その報告書は、あるページが開いてあり、米国企業の現状についてこう書いてありました(片岡氏が書かれた部分だと推察されます)。非常に面白かったので、一部を引用します。
「研究開発対する考え方:アメリカにおいては全般的にいって・・・(中略)・・・現在どのように優秀な製品を生産していようとも現状に満足せず、つねに改良し、進歩することに意欲を傾注している・・・」
「「製品を改良し、さらに高品質の新製品を生産することが、企業の大小を問わず新業務の開拓に最も有効であり、またその会社の発展に最も重要な役割を果すものである」ことをしばしば指摘された」
「「小企業は高度の技術分野においてのみ生存可能である」との力説をしばしば耳にした」



・・・報告書の文体を現代風に修正すれば、作成年月を今年と偽ってもそのまま通用する内容です。エレクトロニクスという産業がいかに新製品主導型であり、技術開発主導型であるかがうかがえます。たったこれだけの文章なのに、行間からは若さと気概が伝わります。


「年月を経ても志は変わらず」。なぜか、こんな言葉が浮かんできました。



【おまけ】アルプス電気について知りたい方のための本です
・活力場の研究―アルプス電気の秘密 人と技術を活かす会社革命
ISBN:4931466028




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