Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「デバイス通信」を更新。「受電側フロントエンドにおける整流回路定数と電源IC」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「imecが語るワイヤレス電力伝送技術」の第21回です。
インピーダンス整合回路(インピーダンスマッチング回路)の後段にくる負荷(整流回路)の入力インピーダンス設計を扱っています。


eetimes.itmedia.co.jp


ワイヤレス受信端末の試作に向けた設計の続きです。整流器の部品とそのパラメータを説明しています
説明は簡単ですが、部品の入手は簡単ではなさそうです。
ショットキーダイオードにはBroadcomの「HSMS-2852」(2個のショットキーダイオードを内蔵)を、DC-DCコンバーターにはTexas Instruments(TI)の「BQ25570」を採用しています。ただしBroadcom(Avago)のショットキーダイオードが入手困難になっているようなので代替品を探す必要があります。


詳しくは記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「整流回路の出力を所望の電源電圧に変換するコンバーターの原理」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「imecが語るワイヤレス電力伝送技術」の第20回です。
整流回路(整流器)の後段にくるDC-DCコンバータを簡単に解説しています。

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DC-DCコンバータには大別すると昇圧型と降圧型があります。
昇圧型の代表的な方式にはスイッチング・レギュレータとスイッチドキャパシタ(チャージポンプともいいます)があり、ここではスイッチドキャパシタを説明しています。
降圧型の代表的な方式にはリニアレギュレータ(ドロッパともいいます)とスイッチング・レギュレータがあり、ここではスイッチング・レギュレータを説明しています。

講演では、本当にごく簡単にしか説明していません。
どちらかというと、最後に出てくる電源IC製品の方式を述べているように見えます。


お時間がおありのときでも、記事を眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。「ダイオードを使った整流回路の解析:複数のダイオードをカスケード接続した回路」

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリーズ「imecが語るワイヤレス電力伝送技術」の第19回です。
ダイオード整流回路のふるまいを解析する手法の続きとなります。

eetimes.itmedia.co.jp


カスケード接続したダイオードコンデンサキャパシタ)を組み合わせた回路は、整流回路であるとともに、高周波交流電圧を逓倍する回路(逓倍回路)でもあることから、このような整流・逓倍回路をダイオード整流回路の等価回路とみなして解析するという考え方です。

最初はすでに出てきた「ルンゲ・クッタ法」、次にこれも既出の「常微分方程式」を当てはめています。

詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を続けて更新。VLSIシンポジウム2022プレビュー(後編)

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を続けて更新しました。
6月中旬にハワイで開催予定の国際学会「VLSIシンポジウム」のプレビュー後編です。

pc.watch.impress.co.jp


後編では水曜日から金曜日までの見どころを紹介しています。
水曜と木曜は技術講演会(テクニカルカンファレンス)、金曜はフォーラムです。

後編も文字数ではかなりの数(8000字超)となっています。
前編は1万字を超えていたので、まだマシかと。
でもこの文字数は、オリジナルの表組み(画像扱い)をカウントしていないんですよね。
前後編で2万字を超えていると推定します。

ご興味のある方は記事を眺めていただけると著者が喜びます。