Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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お知らせ「フラッシュメモリサミット(米国シリコンバレーで8月8日~10日に開催)取材渡航費ご支援(クラウドファンディングご協力)のお願い」

皆さまへ

海外イベント取材の赤字(ここ5年ほどは、黒字になった現地取材は1件もありません)が最近は特に悪化しております。
コロナ禍前(2019年以前)でも赤字でしたが、まだなんとか耐えられました。ほかの記事で赤字を補填していました。

ところがコロナ禍が収束した2022年からは、航空運賃が異常に値上がりし(例えば閑散期でも米国西海岸往復で30万円前後、JALおよびANAのエコノミー早期割引運賃)、さらには円安で宿泊費が値上がり(ドルベースでは少し下がっているのですが、円安が酷すぎる)し、赤字が耐え難い金額になってきました。詳細は避けますが、渡航費総額はレポート記事を3本書いても10万円を超える格差が生じるレベルです(生活費があるので実質はもっとすごい赤字)。

このままでは海外イベントの定期的な現地取材が困難になり、日本に現地の最先端半導体情報をお届けすることが不可能になってしまう。

海外イベント(国際会議、講演会など)の貴重な情報を日本の皆さまにお届ける活動を継続するためには、どうしたら良いのか。愚考した結果、恥ずかしながら、クラウドファンディングを始めることにしました。

最初の試みとして、航空運賃が最も高価な時期である8月上旬から中旬に米国西海岸のシリコンバレーで開催されるイベント(フラッシュメモリサミット)でクラウドファンディングを実施します。詳細は下記URLに掲載されております。

camp-fire.jp


フラッシュメモリサミット(FMS)はフラッシュメモリおよび次世代不揮発性メモリとその応用製品に関する世界最大のイベント(講演会兼展示会)として知られております。

自分は2009年に日本人のライターとして初めてFMSを取材し、以降、ほとんどの年で現地取材によるレポートをお届けしてきました。しかし常に高額な渡航費(お盆の時期なので航空運賃が異常に高い)に悩まされており、赤字取材を強いられてきました。

フラッシュメモリサミットはコロナ禍による一時中断を経て、昨年にリアルイベントとして再開しました。昨年は予算不足によって現地取材を諦めました。その結果、一部のキーノート講演に関する情報がまったく得られないという事態を招いてしまいました。

今年はすでにプレス取材許可登録、航空券、宿泊の手配をすませております。
後は経費をどうするか、という段階になりました。

そこでこの都度、クラウドファンディングを試み、皆さんのご厚情にすがることといたしました。詳細は下記URLを閲覧いただけるますよう、お願いいたします。

https://camp-fire.jp/projects/view/685490
フラッシュメモリの世界最大イベントから最新の情報を日本に届けたい - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

目玉となるのは、現地取材の結果を口頭で報告する「報告会」です。公開記事にない情報を盛り込みます。
貸し会議室の利用料の関係から、限定20名とさせていただきました。オンライン配信はしません。

また「報告会」で使用した講演スライド(PDF)もご支援のリターンとしました。
「報告会」に参加できない方へのリターンとなります。こちらは限定50名とさせていただきました。

そのほか、リターンはほとんどありませんが、少額のご支援も受け付けております。

突然のお願いで本当にすみません。
できましたら知人・同僚・上司などの皆さまへもお知らせいただけると大変助かります。

クラウドファンディングおよびリターン(報告会)の存在を周囲のお知らせいただけるだけでも励みになります。

突然のお願いで本当にすみません。

海外イベント(国際会議、講演会など)の貴重な情報を日本の皆さまにお届ける活動を継続するために、この度はクラウドファンディングをお知らせさせていただきました。

フリーランステクノロジージャーナリスト兼アナリスト

福田 昭(Fukuda Akira