Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

EETimes Japanの発行社がインプレスの完全子会社に

かねてから業界で噂になっていた案件が、ようやく公式に決まりました。

EETimes Japanの発行社であるE2パブリッシング株式会社は、半導体商社のチップワンストップ東証マザーズ上場)によって100%子会社として2005年1月に設立されました。

2007年6月にインプレス持ち株会社であるインプレスホールディングス東証1部上場)は、E2パブリッシング株式会社の株式を40%取得していました。
関連エントリーhttp://d.hatena.ne.jp/affiliate_with/20070627/1183029495

そして2008年10月28日、チップワンストップが所有するE2パブリッシング株式会社の全株式をインプレスホールディングスに譲渡することが決まりました。この結果、E2パブリッシング株式会社はインプレスホールディングスの100%子会社となります。

インプレスホールディングスのリリース
http://www.impressholdings.com/release/2008/041/
チップワンストップのリリース
http://ir.chip1stop.com/press/index.html
http://ir.chip1stop.com/pdf/C1S_E2P_IMP_Kabushikijoto_081028.pdf


譲渡株式数は930株、譲渡価額は1億600万円です。単純計算しますと、1株当たり11万3000円ほどになります。

なお2007年6月にインプレスE2パブリッシング株式会社の株式を取得したときの譲渡価額は1株当たり100万円でした。今回は約9分の1の価額です。ものすごい大幅値下げですね。

チップワンストップは同時に、E2パブリッシング株式会社に対する長期貸し付け金1億円を放棄する見込みとなっています。するとチップワンにとっては、タダで株を譲ったよなものです(泣。E2パブリッシングは長期借入金を精算してきれいさっぱりと?再出発できますね。

E2パブリッシングは昨年12月期は黒字化したものの、今年12月期は大幅赤字の可能性が高いのです。チップワンにとっては唯一の赤字事業になっているので、これ以上は放置できず、何らかの措置が講じられると予想されていました。その本命がインプレスへの完全譲渡でしたので、落ち着くところへ落ち着いた感じです。


正式かつ完全にインプレス・グループの一員となるE2パブリッシング。今後が楽しみです。