9月21日 取材が一段落したので、新竹科学工業園区を歩く。
あちこちに名前を知ったエレクトロニクス企業の建物が有る。Lite-Onとか、TSMCとか、Power Semiconductorとか、ISSTとか、いろいろ。
道路はきちんと整備されており、歩道、自転車道、バイク道、自動車道路と分かれている。お金をすごくかけていることが明らかな整備ぶりだ。園区の入り口や要所にはゲートがあり、警備員が常駐していた。道路のところどころには駐車スペースが設けられており、道路を占有する駐車車両はほとんど見当たらない。
ところが工業園区を一歩出ると、そこはもう下町というか。ごちゃごちゃである。
まず歩道がない。すぐわきをスクーターやクルマがすごい勢いですりぬけていく。結構コワイ。
そして違法駐車だらけ。よくみると駐車ではなく、停車も少なくないのだが、道路端から二重にクルマがとまっていることも珍しくない。歩いている人はあまり見かけない。
取材先で米紛(ビーフン)が新竹名物と伺い、下町に出たついでに街の食堂で食べてみることにした。
「米粉湯(ビーフン入りスープ)」。30元(100円ほど)。かなり美味い。特に湯(スープ)がおいしい。汗かきながら飲み干してしまった。