Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

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コラム「ストレージ通信」を更新。40Mビットの埋め込みMRAMマクロを試作(前編)

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「ストレージ通信」を更新しました。

eetimes.jp

2xnm技術で試作した40Mビット埋め込みMRAM(前編) (1/2) - EE Times Japan


40Mビットの埋め込みMRAMマクロを2xnm技術で試作した結果です。

前編となります。読み出しと書き込みの速度について測定した結果です。
温度条件を高温、室温、低温と変えております。


お手すきのときにでも、眺めていただけるとうれしいです。

コラム「セミコン業界最前線」を更新しました。「フラッシュマイコン開発物語(日立)」

PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。

pc.watch.impress.co.jp

【福田昭のセミコン業界最前線】日立の半導体部門とフラッシュメモリが起こしたマイコン革命 - PC Watch


マイコンマイクロコンピュータあるいはマイクロコンピュータ)に革命をもたらした、フラッシュマイコンフラッシュメモリ内蔵マイコン)に至る開発の軌跡を解説しております。


革命の立役者は日立製作所半導体部門。現在の国内最大手マイコンベンダー、ルネサス エレクトロニクスの前身となる事業部門の1つです。


マイコンはそもそも、メモリや周辺回路などは外付けでした。
それがメモリ(ROMとRAM)と周辺回路を内蔵する「ワンチップマイコン」になったのが1980年ころです。
ROMはマスクROMでした。マスクROMの納期は3カ月ほど。ユーザーは恐ろしく待たされました。
マイコンのソフトウェア開発にはUV-EPROMマイコン(あるいは単体のUV-EPROM)が使われました。

この時代に革命を起こしたのが、日立製作所です。今ではOTPマイコンと呼ばれる。ユーザーの手元で電気的に書き込み可能で単価が安いマイコンです。日立の製品名は「ZTATマイコン」。納期ゼロのマイコンという意味です。


それがあえなく潰えてしまう。CPUライセンス元のモトローラによる不可解なつぶしがありました。
そこから独自アーキテクチャCPUのマイコン開発が始まります。

そしてフラッシュメモリスタンドアロン)の発明と商品化、そして大容量化。
いち早く、フラッシュメモリ内蔵マイコンを商品化したのも日立でした。製品名は「F-ZTATマイコン」。

製品名にはZTATマイコンのリベンジ(厳密には「ペイバック」と言いますが、記事中ではわざと「リベンジ」としています)の意味が込められています。


詳しくは記事をお読み頂けると、とてもありがたいです。


コラム「デバイス通信」を続けて更新。光変調器の試作例「電界吸収変調器(EA変調器)とまとめ」(後編)

EETimes Japan様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を続けて更新しました。

eetimes.jp

光変調器の試作例(電界吸収(EA)変調器)とまとめ(後編) (1/2) - EE Times Japan


電界吸収変調器の試作品の実測性能(静特性と動特性)、それから3種類の光変調器の性能まとめです。

前後編です。後編ということで、続けて更新しております。


お手すきのときでも、眺めていただけるとうれしいです。

コラム「デバイス通信」を更新。光変調器の試作例の続き「電界吸収変調器(EA変調器)」

EETimes Japam様から頂いておりますコラム「デバイス通信」を更新しました。
シリコンフォトニクスに関するシリーズの第13回です。

eetimes.jp

光変調器の試作例(電界吸収(EA)変調器)とまとめ(前編) (1/2) - EE Times Japan


前回に続いて光変調器の試作例をご報告しております。今回は電界吸収変調器(EA変調器)です。


電界吸収層にはシリコンではなく、シリコンとゲルマニウムの化合物(SiGe)を使います。
光波長が1550nmなので、シリコンだとバンドギャップが広すぎて光を吸収しません。
そこでバンドギャップが狭いゲルマニウムをシリコンと混ぜ、バンドギャップを調整しています。



詳しくは、記事をお読みいただけるとうれしいです。