PC Watch様から頂いておりますコラム「セミコン業界最前線」を更新しました。
HDDの業界団体IDEMA Japanが9月に開催している講演会「国際ディスクフォーラム」からのレポート続編です。
調査会社TSRの講演からSSD市場の部分を解説しております。
SSDは主にPCのHDDを置き換えることで出荷台数を伸ばしてきました。しかしPCの出荷台数が漸減するなかで、置き換えが頭打ちとなります。PCの8割~9割がSSDを標準で搭載するようになるためです。
SSDのもう一つの主用途はエンタープライズのミッションクリティカル向けストレージです。こちらは出荷台数よりも出荷金額を伸ばしてきました。今後も台数と金額の伸びは続きます。
全体としてはPC向けの台数と金額が減少し、エンタープライズ向けが増えて台数と金額で補填する形となります。これが2022年以降の基本設定です。
成長市場をほかに見つけることが、SSDにとって重要な課題となりつつあります。
詳しくは記事をお読みいただけるとうれしいです。