IRPS2015レポートの第4報をPCWatch誌に掲載していただきました。
「スマートフォンの「熱さ」がプロセッサの動作電圧を制限」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20150507_700695.html
プロセッサの動作電圧は消費電力や長期信頼性などによって制限されます。しかしスマートフォンのようなタッチパネルのある機器の場合は、タッチパネルが加熱されて触りにくくなるという問題もあります。Microsoftがタッチパネルの温度制限(50℃くらい)から、電源電圧の制限を論じました。
タッチパネルとプロセッサを離すことがプロセッサの電源電圧向上に効くのですが、スマーフォンなどのモバイルデバイスでは、厚みがあまりないのでこの方法が使えません。結局、電源電圧をオン・オフすることで温度上昇を抑えるというのが効果的な解決策のようです。
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