不謹慎ですみません。この件はオリンパスの会長が典型的な悪役というか、まじめにとんでもない人物に見えます。企業を私物化しているとの疑惑がむくむく。
定期購読雑誌「月刊FACTA」がスクープしたのが始まり
これがウッドフォード前社長が解任されるきっかけとなったスクープ記事です>オリンパス 「無謀M&A」巨額損失の怪:FACTA online URL via @factaonline
買収疑惑の調査を独自に手掛けたCEO兼代表取締役社長(英国人)が突然、解任されます
(ジャパンビジネスプレスがFinancial Times誌の記事を翻訳掲載)
Financial Times誌がさらに追及(ジャパンビジネスプレスが翻訳掲載)
月刊FACTAで記事を執筆したジャーナリスト(山田義正氏)が現代オンラインに続報を執筆
ジャパンビジネスプレスは、日経BP社ビジネス局長から呼びされたと告白
来週になると、大手の新聞(日経を除く)が問題にしたり、一般の週刊誌が記事を組んだり、さらには検察庁が捜査を開始したり(推定は「特別背任の疑い」)、といったことになると予想しちゃいます。あ、間違ってた。大手新聞の報道はすでに腰砕けなので、「検察が動きを見せたら」大手新聞は一斉にオリンパス叩きを始める、という確率が高そう。
代表取締役の突然の解任、というとエレクトロニクス業界では富士通を思い出します。あれはどのように推移しているのだろうか。時間できたら調べようかな。
【追記】
企業買収に関するオリンパスの公式見解(10月19日付け)
http://www.olympus.co.jp/jp/corc/ir/data/tes/2011/pdf/nr20111019.pdf
FACTA編集長のブログ「深みにはまるオリンパス」(10月20日付け)
http://facta.co.jp/blog/archives/20111020001021.html
288億円で買収した会社(その後196億円を減損処理)に関する外部会計事務所の株主価値評価報告書がPDFでアップされています。
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