Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

サンフランシスコ空港からサンフランシスコ市内へ:BARTの乗り方

米国出張は自分の場合は圧倒的にサンフランシスコ空港(SFO)行きが多く、そしてそのほとんどはサンフランシスコ市内またはシリコンバレーが目的地です。


サラリーマンのときは出張旅費が会社持ちだったので、空港シャトル(ミニバン)やタクシー(景気が良いとき)などを使っていました。また古くはSFOと市内中心部を「エアポーター(Airporter)」と呼ばれる大型バスが結んでいたのですが、このバスは潰れてしまい、今はありません。


最近は、空港と市内を移動するのに最も良く使っているのが鉄道システムの「BART(Bay Area Rapid Transit、バート)」です。料金はシャトルよりも安い。BARTの駅付近にホテルをとっておき、空港からBARTで移動して、駅から少し歩いてホテルに到着、というやりかたをしています。


BARTのホームページ
http://www.bart.gov/
BARTの日本語ホームページ
http://www.bart.gov/guide/japanese.aspx


BARTは1時間に4本くらいの頻度で、空港と市内を結んでいます。旅費節約が至上命題フリーランスにとっては、とても有り難い交通機関です。


だけど、大きな問題が一つあります。それは「切符の買い方がとても分かりにくい」こと。そもそも英語表記なので分かりづらいのですが、米国のほかの公共交通機関の券売機とも、買い方が違う。BART独特のシステムなのです。このため、米国人でもBARTの券売機の前で立ち往生している姿をときどき、見かけます。かくいう自分も、何カ月かBARTに乗らないでいると、買い方を忘れてしまい、空港のBART券売機の前でしばし立ち往生を繰り返しております(恥)。


日本の首都圏における鉄道システムの券売機になじんでいる方を参考に、違いを簡単に説明します。まず、路線図はありません。それから、金額別のボタンはありません。それで切符を購入しろというのがBARTの券売機インタフェースです。


粗く説明しますと、まず、券売機に小さな料金表が貼ってあります。行き先名と料金が書いてある表です。行き先名はアルファベット順にならんでいます。料金を確認したら、券売機のボタンを操作して料金を設定して、目的の金額の切符を買います。これだけなのですが、独特のユーザー・インタフェースのために、かなりまごつきます。


たぶん同じように感じている方がいらっしゃると思ってインターネット検索かけました。すると、2008年のものですが非常によくできたビデオがアップされておりました(Youtubeです)。まずはこちらをご覧ください。

http://www.youtube.com/watch?v=dafFw-isDrM

お分かりになりましたでしょうか。これだけだとまだ分からないという方のために、少しだけ補足します。


まず、BARTの路線図のウエブ・ページです。
http://www.bart.gov/stations/index.aspx
サンフランシスコ国際空港SFO)駅は路線図の下半分に大きく書かれています。黄色い線だけがSFO駅にとまります。


続いて料金計算のページです。
http://www.bart.gov/tickets/calculator/index.aspx
片道(one-way)に予め設定してあるので、これで駅を選んでください。


それから券売機の外観です。だいたいこんな形をしています。写真の左が券売機で、右が両替機です。10ドル紙幣や20ドル紙幣で切符を買ってもよいのですが、なるべく小銭があったほうがよいです。20ドル紙幣での購入はあまりお薦めしません。あと、両替機は、全部、壊れていることがあります。券売機も一部の台が壊れていることがありますが、全部が壊れているという恐ろしい事態はまずないので、動いている券売機を探してください。


券売機の前に立ちます。右側に「Bart Fares」と書かれた料金表があります。ここで行き先までの料金を確認します。なお、料金はしょっちゅう変更(値上がり)されていますので、この写真の料金はあてにしないでください。BARTのウエブ・サイトで利用前の確認をお願いします。


料金を確認したら、お金を投入します。1番と書いてあるあたりに紙幣とコインの投入口があります。ここで重要なことはなるべく料金に近い金額(できれば同額)を投入することです。日本のつもりで紙幣をくずしてやろうなどとは、BARTでは間違っても考えないでください。


紙幣を投入すると、券売機の画面が切り換わります。中央に投入金額が表示されます。先ほどのYoutubeをご参照ください。ビデオのタイムスケールを14秒のところにセットしてください。Bボタン(Subtract1ドル)とDボタン(Subtract5セント)を押して、押して、押して、目的の料金まで表示金額を減らしてください。目的の金額に達したら、Eボタンを押してください。すると、3番の番号表示があるところから、切符(磁気カードで金額は表記されていません)が出てきます。余った金額は釣り銭として「すべてコイン」で出てきます。


ここで重要なのは、「釣り銭は4ドル95セントが最大」であることと、表示金額を減らす単位が1ドルと5セントしかないことです。例えば目的駅までの料金が8.5ドルなのに、20ドル紙幣を入れてしまうとお釣りが足りず、金額余りの切符が出てきます(余った分は次の乗車機会で使えますが)。下は券売機の初期画面です。「change max 4.95$」の表示があります。


ですから、手間を考えると、なるべく小銭をあらかじめ用意しておき、料金に近い金額(あるいはピッタリの金額)を投入する方が楽です。
お釣りが全部コインというのも結構な分量になったりします・・・(下の動画のように)。
http://www.youtube.com/watch?v=4ihTOH7_FZY
お釣りのコインをかき集めるだけで一苦労することにもなりかねません。



B02 地球の歩き方 アメリカ西海岸 2018~2019

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