EETimes JapanにWiFi内蔵フラッシュメモリSDカードの共同規格策定に関する記事が掲載されていました。なかなか面白い記事だったのでちょっとご紹介です。
前川慎光記者です。
「さまざまな機器に無線機能を後付けで搭載、Wi-Fi対応メモリーが秘める可能性」
http://www.eetimes.jp/news/4064
本文から「無線LAN内蔵SDメモリカードとは、フラッシュメモリをはじめ、メモリ制御機能やマイコン、無線LAN通信用RFトランシーバ機能を1つにまとめたもの。これを使えば、機器(例えば、デジタルカメラ)の側を変えることなく、無線機能を付加できるようになる」
これって結構ナイスなアイデアです。記事ではデジタルカメラみたいにWiFiを標準搭載していない機器を想定しています。これはこれで分かるのですが、デジカメにWiFi搭載しても用途がちょっと分かりません。
それよりもWiFiが標準で付いている機器で助かるなあ、というのが筆者の感想です。なぜかというと、WiFi(無線LAN)って不安定なんですよね。あと壊れることもあるし。だからバックアップとしてSDカードスロットに指せるWiFiがあると便利。ノートPCあるいはネットブックのスロットにカードを挿して標準装備のWiFiとどちらか通信が安定な方を使うとか。ネットブックの無線LAN機能が急に具合が悪くなっても大丈夫とか(正直、サポートにブツを送り出すと、いつになったら戻ってくるのか分からないのが痛いです)。
WiFiはインフラですから、水道みたいに蛇口が何本もあったほうが嬉しい。
USB接続のWiFiアダプタが比較的安価に販売されているし。選択肢が増えるのは歓迎です。
BUFFALO 11n/b/g対応 USB用無線LAN子機 AirStation Nfiniti WLI-UC-GNP
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もちろん、WiFi内蔵SDカードも安価になることが前提ですが。ここが一番、難しいかも。