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北京五輪の影:中国当局による外国メディアへの嫌がらせに国際ジャーナリスト連盟が抗議声明

国際ジャーナリスト連盟(IFJ:The International Federation of Journalists)が中国当局による外国メディアに対する嫌がらせ/脅迫行為を正式に抗議しました。


IFJによるリリース
「IFJ Protest Over Chinese Snooping on Journalists at Work in Beijing」
http://www.ifj.org/en/articles/ifj-protest-over-chinese-snooping-on-journalists-at-work-in-beijing

リリースによると、北京を中心に、プレス証を着けていない人間(私服警官とみられる)が外国人記者がインタビューしているときの写真を撮影したり、様子をメモしたりといった行為が繰り返されているとのことです。


一例として、香港の記者がインタビュー取材中に写真を撮影されたときには、少なくとも5名を超えるプレス証を持たない人間が記者とインタビューを受けている人の写真を撮影したということです。


また8月9日には、米国人旅行者が中国人に殺された事件を取材しようとした外国メディア十数名の写真が撮影されるとともに、現場であるDrum Towerからの退去を促されたとリリースは述べています。写真を撮影していた女性にIFJが説明を求めたところ、この女性は説明を拒否し、「好奇心以外の理由による」ものだと回答したとのことです。


なお、筆者はIFJの会員です。