Electronics Pick-up by Akira Fukuda

日本で2番目に(?)半導体技術に詳しいライターのブログ

semiconductor international 2006年8月号の奇妙な記事


7月30日夜に届いた「semiconductor international 日本版」2006年8月号に奇妙な記事が掲載されていた。
目次(Contents)に特集「国内装置材料メーカー、好調の秘密を探る」とある記事だ。


まず見開き2頁で、解説風の記事が掲載されている。記者の署名もある。
まず奇妙なのは、半導体製造装置・材料メーカーとして以下の企業しか紹介されていないことだ。
 東京エレクトロン
 アドバンテスト
 レーザーテック
 日立国際電気
 リンテック
である。そして解説風記事の後には、上記の企業のトップインタビュー記事が続く。
 東京エレクトロンを除いたトップインタビューは左側にレイアウトされ、対向面である右側にはその企業の広告が1頁掲載されている。この左がインタビュー、右が広告というレイアウトには、上記企業のほかに
 ディスコ
 東京応化工業
 トプコン
 日立ハイテクノロジーズ
が加わっている。そして東京エレクトロンはトップインタビューが2頁あり、広告は表紙の裏に2頁という扱いである。


これは記事体裁広告あるいは広告バーター記事ではないだろうか。半導体製造装置・材料メーカーの中で広告を出稿してくれたところだけに、記事を書いている。
記事のレイアウトには「広告企画」や「PR」といった、広告であることを示す記号はない。
広告サインがなければ、編集記事扱いと受けとれる。だとすると広告バーター記事の疑いが強まる


まだ奇妙なことがある。「semiconductor international 日本版」のウエブサイト
http://www.sijapan.com/index.html
に行くと、web exclusiveと称して8月号とほぼ同じ内容のトップインタビューが掲載されているのだ。
http://www.sijapan.com/rising/rs_index.html
掲載されている企業名は同じ。順番も東京エレクトロンを除くと同じである。
このHTMLページには、インタビュー企業と同じ企業のバナー広告がある。
web exclusiveとは「ウエブでしか読めない内容」と私は理解している。
私の理解が間違っているのだろうか。




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